アルファ・ロメオは、創立110年を記念して、新型「Giulia GTA（ジュリアGTA）」を発売し、3月6日より「Giulia GTA／GTAm」の予約を開始すると発表した。なお、生産台数は全世界で合計500台限定、すべてにシリアルナンバーが付与される。
また、購入者には、GTAカラーに塗装されたベル製ヘルメット、アルパインスターが手がけたフルレーシングセット（レーススーツ、グローブ、シューズ）、パーソナライズされた良質ウール製車両カバーなどから成るパーソナライズド・エクスペリエンス・パッケージキットがプレゼントされるほか、アルファロメオ・ドライビングアカデミーが開発したスペシャルドライビングコースも用意されるという。
新型「Giulia GTA」は、1965年の「Giulia GTA」から技術およびコンセプトのヒントを得て製作され、アルファロメオのオフィシャルレーシングチームであるAutodelta（アウトデルタ）が開発した、モータースポーツ界で成功を収めた「Giulia Sprint GT（ジュリア・スプリントGT）」をベースにした「GTA（Gran Turismo Alleggerita：グランツーリスモ・アレッジェリータ）」モデル。
「Giulia Quadrifoglio（ジュリア・クアドリフォリオ）」をベースにした新世代の「Giulia GTA」は、540hpを発生するアルファロメオ2.9 V6 ツインターボエンジンを搭載しているほか、派生モデルの「GTAm（m = モディファイド）」は、GTAと同様に公道走行可能なクルマでありながらも、2座のレーシングシート、ロールバー、6点式シートベルトを装備している。
さらに、超軽量素材を広範囲に使用することで、「GTA／GTAm」は、「Giulia Quadrifoglio」と比較して約100kgの軽量化に成功しており、パワーウエイトレシオはクラス最高の2.81kg/hpとなっているほか、空力特性、セットアップ、ハンドリング用に専用のテクニカルソリューションが開発された。
なお、新型「Giulia GTA」の日本導入の有無、また導入された場合の価格・台数に関しては、今のところ
