タイムズモビリティ、三浦市、京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)の3者は、相互に連携し三浦半島における地域活性化および観光振興を目的に、「三浦半島における観光地域づくり事業に関する基本協定」を、2020年2月10日(月)に締結したと発表した。
タイムズモビリティと京急電鉄は、これまで沿線の価値向上ならびに三浦半島の地域活性化に向け、駅周辺にカーシェア車両を配備し、PASMOの利用者を対象とした「京急レール&カーシェア」サービスや、京急グループの観光施設などへの誘客を目的とした「ドライブチェックイン」サービスなどで連携を進めてきた。
3者は、今回の連携において、タイムズカーシェアの利用データ分析を行い、観光地域づくりに関わる各種企画に取り組むことで、観光客のリピーター化および滞在時間の拡大、新たな観光客層の獲得などにつなげていくほか、三浦市や京急電鉄が有する観光スポット周辺や駅周辺の土地などに、タイムズカーシェアステーションや駐車場の開設を実施し、移動に関わるサービスを拡充することで三浦市内の交通利便性の向上を図ると述べている。
また、今回の連携に合わせて、2月11日に京急三崎口駅駅下駐車場に続いて三浦市で2か所目となる、「京急レール&カーシェア」の対象ステーションを三浦海岸駅前にオープンするほか、3月上旬には油壺エリアに三浦市が管理する土地に予約制駐車場の新設を予定している。
さらえに、3者の連携を記念して、2月12日から3月31日までの期間限定で、「カーシェアで三浦半島に行こう」キャンペーンを実施する。タイムズカーシェアで三浦市内を訪れ、15分以上エンジンを停止した人にWEBアンケートを配布し、回答者全員にタイムズカーシェアで次回以降に利用可能な電子優待券「60分カーシェアeチケット」をプレゼントする。
3者は、今後もそれぞれが有する媒体を活用し三浦半島の魅力を発信し来訪を促進していくとともに、三浦市内のさらなる交通利便性の向上および観光地域づくりに関わるサービスの提供に取り組んでいくと述べている。