マツダは、自社独自の燃焼制御技術「SPCCI(Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)」によって、ガソリンエンジンにおける圧縮着火を世界で初めて実用化した新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X(スカイアクティブ エックス)」を搭載するクロスオーバーSUV「CX-30」を、全国のマツダ販売店を通じて1月16日より発売した。
今回「CX-30」に新しく搭載した「SKYACTIV-X」は、ガソリンエンジンならではの高回転までの伸びの良さと、ディーゼルエンジンの優れた燃費・トルク・応答性といった特長を融合し、高い走行性能と優れた環境性能を両立したマツダ独自の新世代ガソリンエンジン。また、マイルドハイブリッドシステム「M Hybrid(エム ハイブリッド)」も採用し、高い燃費性能も実現した。
エンジンの排気量は2Lで、最高出力180ps/最大トルク224Nmを発揮。組み合わされるモーターは最高出力6.5ps/最大トルク61Nmを発揮する。また動力用主電池としては24Vのリチウムイオン電池を採用している。
駆動方式は2WD(FF)と4WDを設定。トランスミッションは6速ATと6速MTが選択できる。WLTCモード燃費は2WD 6MT車で17.0km/L、2WD 6AT車で16.8km/Lとなっている。
価格(消費税込):329万4500円~371万3600円