埼玉トヨペットは東京オートサロン2020の自社ブースにおいて、新ブランドのコンプリートカスタムカー「Green Blaze（グリーンブレイズ）」を発表した。このグリーンブレイズは、トヨタ「アルファード」をベースにレース活動で培ったノウハウを投入したコンプリートカーで、「グリーンブレイズ」の車名は〝緑の炎〟に由来している。
これにより同社は、国内トップカテゴリーに参戦するレーシングチーム「Green Brave（グリーンブレイブ）」と、現在発売中のキャンピングコンプリートカー「Green Buddy（グルーンバディ）」と合わせ、三つの〝ＧＢ〟ブランドが揃うこととなった。
■ボンネットに描かれる緑の炎が唯一無二の個性を放つ
アルファードに装着されるグリーンブレイズのカスタムパーツは、フロントスポイラー、サイドステップ、リヤアンダースポイラー、リヤウィングのエアロ４アイテムに、アルミホイールを加えた５アイテムになる。シャープな印象を与えるリヤウィングは、エアロパーツメーカーのクールと共同開発したもので、グリーンブレイブのレーシングカーと同じ風洞実験を経て製品化されたもの。風洞実験にはグリーンブレイブのエンジニアも参加し、開発された。
また、ボンネットには埼玉トヨペットの熟練スタッフによる手彫りのグラインダー加工が施され、グリーンをベースにその上に黒の透ける塗料が塗られている。手作業によるグラインダー加工は毎回少しずつ変わっており、まさに〝唯一無二〟の個性を与えているといえる。
足元はレース活動で実績のあるブランドを採用し、ホイールはグリーンブレイブが全幅の信頼を置くTWS製（20インチ）、タイヤはSUPER GTで使用しているブリヂストン製を装着している。
対象グレードは、ハイブリッド、3.5リッターガソリン、2.5リッターガソリンのエアログレードのみ。発売は2020年1月29日からで、カスタムパーツの希望小売価格（コンプリート、消費税込み）は118万円となっている。
