TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、1月10日(金)から12日(日)にかけて開催中の東京オートサロンで、2020年のFIA世界ラリー選手権(WRC)に参戦するヤリスWRCを公開し、新たにチームに加わったセバスチャン・オジエ選手/ジュリアン・イングラシア選手、エルフィン・エバンス選手/スコット・マーティン選手、カッレ・ロバンペラ選手/ヨンネ・ハルットゥネン選手の3組6選手も参加し、日本のファンの前で新シーズンのチーム体制を発表した。
今年で4シーズン目を迎えるヤリスWRCは開発がさらに進められ、軽量化とエンジンのアップグレードを含む改良が施された。また、新たに3人のドライバーがチームに加わった。チームにとって2020年最初のWRCイベントは、1月23日から26日にかけて、モナコおよびフランスで開催される開幕戦「ラリー・モンテカルロ」となる。
チーム代表のトミ・マキネン氏は、「新加入の選手達と共に、日本でシーズンの参戦体制を発表できることを嬉しく思います。ラリー・ジャパンが今年WRCに復帰することが決まりとても楽しみですし、それだけに日本の多くのクルマファンの皆さんと一緒に、シーズンの始まりを迎えられるのは素晴らしいことです。2020年仕様のヤリスWRCの外観は昨年のクルマと似ており、コンディションが異なる多くのラリーで強さを示したパッケージの大部分を受け継いでいます。それでも、“もっといいクルマ”に鍛えるべく小さな改善を積み重ね、より軽量かつパワフルなクルマで新たなるシーズンに臨みます。才能豊かな我々の新ドライバー達はきっとすぐクルマに慣れてくれると思いますので、今シーズンもまた最高の結果を狙えると確信しています。」とコメントした。