日産、CES2020で日本のおもてなしの心をテーマに「ニッサン アリア コンセプト」などを展示

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日産は、1月7日から10日までラスベガスのコンベンションセンターで開催されるCES 2020において、日本のおもてなしの心をテーマに、ゼロ・エミッションの「ニッサン アリア コンセプト」、「アイスクリーム移動販売車」、「プロパイロット ゴルフボール」などの様々な展示物を通して未来のモビリティに対するビジョンを紹介すると発表した。今回北米で初公開となる「ニッサン アリア コンセプト」は、新しい電気自動車専用プラットホームをベースに様々な先進技術が搭載されており、日産の技術とサービスの総称である「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現したモデルとなっている。

 

日産自動車で研究・先行技術開発を担当する専務執行役員の浅見 孝雄氏は、「『ニッサン アリア コンセプト』を見ると、新しい運転体験が今まさに現実になりつつあることがわかると思います。このゼロ・エミッションのクロスオーバーは夢を追い求めるだけのコンセプトカーではなく、近い将来に実現する技術を示しています」とコメントした。

 

今回のCES2020の日産ブースでは、上記のような技術が現実のものであること披露するため、新しいクリエイティブな活用方法を考案しブースに展示する。また、ブースの全体のデザイン、レイアウト、香りに至るまで、日本の伝統的なおもてなしの心と気配りを細部に至るまで反映させていると説明している。

 

また、日産自動車でグローバルデザイン担当の専務執行役員であるアルフォンソ アルバイサ氏は、「我々がお客さまにお届けしたいと考えているものは、日本のおもてなしの心です。それは今回日産ブースにお越しの方に対しても同じです。未来を感じさせる我々の最新車両や技術を通して感じるおもてなしの心やワクワク感、日本の匠の技をブースでも体感いただけるよう、心がけました」と語った。

 

【日産ブースの主な展示】

  • 電気自動車クロスオーバー「ニッサン アリア コンセプト」 : 「ニッサン インテリジェント モビリティ」コーナーでは、エキスパートが「ニッサン アリア コンセプト」に搭載されている運転支援システム「プロパイロット 2.0」や電動駆動 4輪制御技術、音響メタマテリアルやニッサンコネクトXについて説明する。

 

 

  • ゼロ・エミッションの「アイスクリーム移動販売車」 : ゼロ・エミッションのパワートレイン、再利用可能バッテリー、太陽光による再生可能エネルギーの生成を組み合わせたコンセプトカーにおいてアイスクリームを提供する。100%電気LCV(小型商用車)「e-NV200」をベースに作られたこのクルマのモーターは40kWhのバッテリーで駆動しており、車に搭載されている設備において日産の第一世代の電気自動車から回収されたリチウムイオン電池を再利用したポータブル蓄電バッテリーから給電している。

 

 

  • プロパイロット ゴルフボール : 先進の運転支援システム「プロパイロット 2.0」から着想を受け、常にカップを目指して進むゴルフボールを開発した。ブース内のパッティンググリーンでは、頭上に取り付けたカメラがゴルフボールとカップの位置を検知し、センシング技術とボール内の電動モーターにより、まるで「プロパイロット 2.0」を搭載した車両が高速道路上で設定したルートに沿って走行できるのと同じように、打ったボールをカップまでナビゲートする。

 

 

  • パワーセルフィ : パワーセルフィブースにおいて、高出力のファンと特殊効果により、0-100km/h 2.8秒を誇る100%電動レースカーの加速性能を再現したショートムービーを撮影し、まるでレーストラックを駆け抜けているようなGIFデータを作ることができる。

 

 

  • フォーミュラE レースカー : 日系自動車メーカーとして初めて、電気自動車フォーミュラカーレース「FIAフォーミュラE選手権」に参戦しており、新シーズン用の和をテーマにした新たなカラーリングのマシンを展示する。

 

 

  • 日産リーフ e+ : 日産リーフの特長はパワフルなモーターと長い航続距離となっており、さらに運転支援システム「プロパイロット(米国市場名:プロパイロット アシスト)」やワンペダル操作が可能な「e-Pedal」などの先進技術を搭載している。

 

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