約100名のマセラティスタが集結
マセラティのオーナーズクラブ「MASERATI CLUB OF JAPAN(MCJ)」が主催するイベント「マセラティ・デイ」が今年も開催された。
26回目を数えるこのイベントは、マセラティを愛する全国のオーナー、マセラティスタとその家族が、愛車とともに集うMCJ年間最大規模の祭典だ。今年はマセラティジャパンが主催するカスタマーイベント「マセラティEXPO」との同時開催とし、会場となった大阪市の舞洲にはマセラティスタ約100名と数多くの名車が参集した。
開催初日となった11月9日、舞洲の太陽の広場には次々と参加車両が集結し、製造年代別に並べられた。希少なヒストリックカーをはじめ、ビトゥルボ系や昨年デビュー20周年を迎えた「3200GT」、フィアット〜フェラーリ傘下後のモデル、拡販戦略とともに成功を収めた近代モデル等、マセラティの変遷を示す壮大な眺めとなった。また、パビリオン展示ではクラシックレーシングマシン「A6GCS」やスーパスポーツ「MC12」といった希少なモデルも展示された。
恒例のガラディナーはロッジ舞洲のバンケットルームにて、マセラティ本社から届いたウェスター・チーフエグゼクティブチェアマンのメッセージとともにスタート。ゲストとしてマセラティ・アジアンパシフィックのルカ・デルフィーノ氏、マセラティジャパンCEOグイド・ジョバネッリ氏らも参加し、和やかな雰囲気のなか、参加者は親交を深めていた。
珠玉の名車がエントリーしたコンクールデレガンス
二日目の10日は、愛車を前にしたオーナーインタビューから始まり、マセラティ・デイ・コンクールデレガンスの賞典授与セレモニーが、マセラティEXPOの会場内放送で実況しつつ進行。グランプリには「インディ」、マセラティジャパン賞には初代「ギブリSS」。遠来賞として「クアトロポルテⅣ エボルツィオーネ」、「グランカブリオ」等が受賞した。
そしてイベント最後の催し、パレードランで近隣エリアをツーリングし、オーナー達はもとより、ファンを楽しませてくれた二日間の日程は終了、盛況のうち閉幕した。
MCJでは、現在も引き続き会員を募集している。興味のある方は以下の問い合わせを参照。またMCJ主催のイベントはビジター参加も受け付けている。
■ MASERATI CLUB OF JAPAN
MCJは、イタリア本国のマセラティ本社より、公式クラブとして認定を受けた日本で唯一の団体で、世界各国のマセラティ・クラブとも提携関係を結び、グローバルな活動を行っている。