アウディは、2020年4月1日から新しい最高経営責任者(CEO)に、マルクス ドゥスマン氏(50)が就任することを発表した。メカニカルエンジニアとしてのキャリアを歩んできたドゥスマン氏は、2018年6月からCEOを務めているブラム ショット氏(58)の後任となる。ドゥスマン氏は、約30年にわたって自動車業界で経験を積み、最近ではBMWの購買担当取締役を務めていた。ブラム ショット氏は、アウディとの合意に基づいて、3月末に退職する。
AUDI AG監査役会会長のヘルベルト ディース氏は、「マルクス ドゥスマンは、優秀なエンジニアとして、アウディブランドの大きな可能性をさらに引き上げるために全力を尽くし、私たちのスローガンである“Vorsprung durch Technik”(技術による先進)を再び実証してくれるでしょう。彼は困難な時期にアウディの経営を引き継ぎ、非常に優れた経営手腕を発揮すると同時に、アウディにとって重要な変革を開始しました。彼のこれまでの取り組みに感謝しています」 とコメントした。