三菱自動車は、グローバルコンパクトカーのハッチバック「ミラージュ」(一部地域では「スペーススター」として販売)、セダン「アトラージュ」(一部地域では「ミラージュG4」として販売)のデザインを一新し、11月18日(月)にタイより販売を開始、その他の地域においても順次販売する予定としている。なお本モデルは11 月28 日(木)にタイで開催される「Motor Expo 2019」に出品される。
今回のデザイン変更では、両車ともシャープでダイナミックなエクステリアデザインと上質感のあるインテリアデザインを採用している。「ミラージュ」「アトラージュ」は、昨年度グローバルで合計 約14万台を販売した三菱自動車の世界戦略車で、タイにおける生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランドのラムチャバン工場で生産している。
◆フロントデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を初採用
三菱のフロントデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を「ミラージュ」「アトラージュ」として初採用し、左右から中央に向かって包み込むバンパーのプロテクト形状とフロントグリル部を水平・垂直基調のスクエアなラインで構成することで、力強さとシャープさを高めたフロントフェイスとした。ヘッドライトは、フロントグリルと連続感のある左右へと広がるデザインとし、フォグランプをバンパーサイドに配置するなど最適化したランプレイアウトにより、ワイドで安定感のあるフロントデザインとした。
また、リヤデザインでは、L 字型のシグネチャーとしたLED コンビネーションランプと、バンパーコーナー部に縦型のリフレクターを配置したスクエアな形状により、ワイド感と安定感を表現している。さらに、新デザインの15 インチアルミホイールを採用しておりは、「ミラージュ」にスポーティな2 トーン カラーの切削加工タイプを、「アトラージュ」にはエレガントなシルバー塗装タイプをそれぞれ設定した。
外板色には、「ミラージュ」「アトラージュ」ともにホワイトダイヤモンドを新たに設定したほか、「ミラージュ」には鮮やかなサンドイエローを追加した。
◆利便性を向上し、上質感を持たせたインテリア
フロントドアトリムのデザインを見直し、アームレストには肌触りの良い生地巻きを採用したほか、スポーティなイメージのカーボンパターンをあしらったメーター文字盤とパワーウインドウスイッチパネルも採用している。最上級類別では特別なシートを設定しており、「ミラージュ」にはファブリックと合成皮革を組み合わせたコンビネーションシートを、「アトラージュ」には合成皮革を採用したモノトーン仕立てのエレガントなデザインとしたほか、いずれもシートサイドにパイピングとステッチを追加することで上質さを演出している。
機能面では、7 インチスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を採用 することで視認性を向上したほか、Apple CarPlayに対応している。