11月9日(土)、11月10(日)、岡山国際サーキット(岡山県 1周3,703m)で今シーズンの最終戦となる「スーパー耐久レースin岡山」が開催され、ST-TCRクラスは#19BRP Audi RS3 LMSがクラス優勝。これによりシリーズチャンピオンも獲得した。
2017年からスーパー耐久シリーズに新設されたST-TCRクラスへ「Audi RS 3 LMS」で参戦しているのは、#19 BRP(バースレーシングプロジェクト)、#22 WAIMARAMA KIZUNA(ワイマラマ キズナ)、#45 Team DreamDrive(チームドリームドライブ)、#65 Audi Team Mars(アウディ・チームマーズ)の計4チームで、今シーズンは第5戦を終えた時点でのシリーズランキングが、3位 #45 Team DreamDrive、4位 #19 BRP、5位 #65 Audi Team Marsとなっており、上位4台の差はわずかに3ポイントとなっていた。
ST-TCRクラスで予選トップを獲得したのは#19 BRP、3位に#45 Team DreamDriveがつけており、#19 BRPは先頭集団に入り、ライバルチームが3回のピットインを行うなかで2回の戦略をとったことが功を奏し、レース中盤でトップに立つと、そのままポジションを譲ることなく、2位のマシンに1分26秒もの大差をつけてチェッカーフラッグを受けた。#19 BRPの太田佑弥選手/松本武士選手/篠原拓朗選手組が、第2戦・SUGO以来となる2勝目を獲得し、シリーズチャンピオンに輝いた。また#22 WAIMARAMA KIZUNAは、このレースを3位で完走した。
「Audi RS 3 LMS」は、全6戦が行われるスーパー耐久シリーズ2019において、4つのレースでクラス優勝を果たし、最終的に、#19 BRPは、Modulo Racingのホンダ勢に対して10.5ポイントの差をつけて年間ランキング1位を確定した。「Audi RS 3 LMS」にとって、今シーズン世界通算5回目のタイトルとなり、2017年にこのレースカーが投入されてからは、合計で11回目のタイトル獲得となった。