SUBARU(スバル)は11月8日、WRXオーナー向けイベント「WRX Fan Meeting」をふれあいパークほうらい(愛知県新城市)で開催した。
WRX Fan Meetingは、「EJ20」エンジン生産終了にともない企画されたもので、全国各地からスバル・WRXのオーナーが集結。初代のインプレッサ WRXから最新モデルまで約1100台のWRX、1800名以上が来場した。
イベントは、オーナー同士の交流をはじめ、スバルの開発陣も多数参加。トークショーでは、STI の平岡社長、辰己英治総監督、WRX STIの開発を担当した嶋村誠主査が登壇し、EJ20エンジンの開発秘話など“ここだけの話”というテーマにふさわしいエピソードが披露された。
中盤ではレジェンドドライバートークショーと予告されたプログラムが実施され、かつてスバルからWRCに参戦したペター・ソルベルグ選手がサプライズで登場。参戦当時の思い出を語る中でさらなるサプライズとして、現役時代のチームメイトで、今はTOYOTA GAZOO Racing WRT代表のトミ・マキネンさんも登場し、これには訪れたファンも大盛りあがり。WRCの歴史に名を刻む両名のトークショーは、この日一番のハイライトとなった。さらに、ソルベルグ選手によるスペシャルランでは、スピンターンやドリフトで観衆を沸かせていた。
このほか、会場ではWRX STI EJ20 Final Edition、ニュルブルクリンク24時間レースやWRC参戦車両の展示が行われたほか、参加者とスバルの技術者との交流もそこかしこで見られ、双方にとって有意義なイベントとなったようだ。