BMWは10月25日、新型「BMW8シリーズ グランクーペ」を発表するとともに、クリスチャン・ヴィードマン氏のBMWグループ日本法人社長就任会見を行った。
今年8月に社長に就任したヴィードマン氏は2001年にBMWドイツ本社に入社。以来アジア圏での勤務が長く、2005年から3年間はBMWジャパン・ファイナンスの常務取締役として日本で勤務していた経験もあり、直前の19年7月まではBMWグループタイの社長を勤めていた。
ヴィードマン氏は日本について「歴史や文化、美しさに感銘を受けている。これから何年間も過ごすことを楽しみにしている」とコメント。同時に「継続的に強いBMWグループのブランドを構築していくことを楽しみにしている」と意気込みを見せた。
また2019年は合計18の新型モデルをローンチすることに触れ、「大変エキサイティングな時に日本にやって来たと感じている」とし、中でも3シリーズが評価、販売とも好調であることをアピール。納車が始まった1シリーズも、日本での成功の兆しが既に見えていると紹介した。
2020年に向けては「BMW、MINI、モトラッド(二輪)、ロールスロイスが一丸となってこの勢いを続けていきたい。多くの新型モデルを2020年にも発表していくが、ラインアップが拡大する中でさらに前進を続けていく。最先端の技術、EV、革新的な自動運転戦略に注目して欲しい」と期待を語った。