トヨタモビリティ東京、安全運転支援装置の普及・啓発を強化

店舗 業界ニュース

高齢運転者による交通事故が社会問題となっていることを受け、安全運転支援装置への関心もこれまで以上に高まっている。
今年7月には、東京都も新制度を導入。都内在住の高齢運転者を対象に、ペダル踏み間違い等による後付けの急加速抑制装置を1割負担で購入・設置できる補助制度スタートさせた。

都内に200店舗以上のディーラーを展開するトヨタモビリティ東京もまた、9月17日の新型カローラ・シリーズ発売を機に、安全運転支援装置の普及・啓発への取り組みを強化。ひとりでも多くの人に「安心のカーライフを過ごしてもらう」ことを目指し、約200店舗で踏み間違い時サポートブレーキ「インテリジェントクリアランスソナー(ICS)や、都がバックアップする踏み間違い急加速抑制装置装着車の同乗体験ができる体制を整備させた。

また、地域の警察署や自治体、ドライビングスクール等と連携した交通安全イベントにも積極的に参加を続け、7〜9月だけでも約50件のイベントに出展・共催。最新の安全装備装着車をアピールした。

さらに取り組み強化を推し進めるために、新たに「VRシミュレーター」を導入。コックピットを模したこのシミュレーターマシンは、VRゴーグルと40インチモニターにより、実車では体験できないプリクラッシュセーフティー(被害軽減ブレーキ)や、ICSS、踏み間違い加速抑制システム等、最新の予防安全技術体験が可能。設置スペースも実車体験会ほど必要ないため、今後は地域の様々なニーズに合わせて活用していく。

このVRシミュレーターは、新たに導入されたイベントカー「あんぜんナンバーワン号」で各イベント会場に運搬される予定だ。このイベントカーは、先の台風15号被災地支援でも活躍。寄贈用の1.5L保存水1680本を積んで、ネッツトヨタ千葉に届けたばかりだ。
交通安全キャラクターとして誕生した「あんぜんナンバーワン!くん」も、交通安全啓発活動等で盛り上げ役として活動していく。

VRシミュレーターを運搬する“あんぜんナンバーワン号”

■ 関連リンク
トヨタモビリティ東京 https://www.toyota-mobi-tokyo.co.jp/

Tagged