横浜ゴムは、2019年9月7日から8日、静岡県浜松市でトラック・バス用タイヤの知識から接客および点検・交換作業まで総合的なサービス力を競う「第5回サービス技能コンテスト全国大会」を開催したことを発表した。このコンテストは、横浜ゴムグループ全体に、「安心・安全・正確・効率良く」を定着させ、高度なサービス技能のさらなる向上を目的に、2015年より開催しているコンテストである。
今年は、全国8ブロック(北海道・東北・関東甲信越・首都圏・中部・近畿四国・中国・九州)の営業所や直営店およびヨコハマタイヤをメインに扱う小売店網「ヨコハマクラブネットワーク」のスタッフ総勢200名以上が予選に参加し、全国大会は予選を勝ち抜いた11名が競う結果となった。1日目はトラック・バス用タイヤカタログや横浜ゴムの標準作業マニュアルから出題し、商品・作業知識を問う筆記試験を実施。2日目は実技試験として、カスタマーの情報を正確にヒアリングし、マニュアルに沿った作業ができているかを評価する接客・作業審査を行った。大会後は総合成績1~5位の上位優秀者が表彰された。
横浜ゴムは、3カ年の中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」においてタイヤ生産財事業を次の100年の収益の柱とすることを掲げ、商品開発を加速するとともにスタッフのサービス力強化に取り組み、カスタマーの満足度向上を目指していると述べている。