マツダ財団、科学技術の振興と青少年の健全育成に関する研究37件に総額3,700万円の助成を決定

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公益財団法人マツダ財団(理事長小飼雅道)は、2019年度の研究助成として、全国の大学・研究機関などから334件の応募があり、その中から「科学技術振興関係」として31件に助成金額3,300万円を、また「青少年健全育成関係」として6件に助成金額400万円の研究助成を決定したと発表した。合計では、37件、総額3,700万円となる。

 

なお、科学技術振興関係の助成対象の中から、若手研究者を主たる対象とし、選考委員会が特に優れた研究であるとみなした4件の研究に対し、「マツダ研究助成奨励賞(科学技術振興関係)」を授与し、副賞として研究助成金50万円を各々追加助成する。

 

【マツダ財団 2019年度の研究助成 詳細】

  1. 科学技術振興関係の研究助成は、助成31件、助成金額は3,300万円で、先進的・独創的、循環・省資源に貢献する研究を、助成対象としている。また、次世代を担う若手研究者および未来をひらく芽となる萌芽的研究を優先しており、今回の全採択件数に占める35歳以下の若手研究者への助成割合は、65%となった。「循環・省資源に貢献する研究」では、「超臨界流体法によるイオン液体含浸メソポーラスシリカの創製とCCUSへの展開」(広島大学)など、エネルギーや物質の循環・省資源に取り組みサステイナブルな社会に貢献する15件が選ばれた。「マツダ研究助成奨励賞」では、既存技術の延長でない革新的な研究として「Mg 製医療用埋植素材開発に向けた液体高速噴射による有機–無機複合皮膜形成技術」(日本大学)、「原子層制御ハーフメタルホイスラー合金/強誘電体ヘテロ構造の実証と低消費電力磁化制御への応用」(大阪大学)などが選ばれている。
  2. 青少年健全育成関係の研究助成では、助成6件、助成金額は400万円となっている。青少年の健全育成に関する市民活動の活性化に役立つ実践的な研究で、現代社会の問題・課題を掘り下げた研究を、助成対象としている。「パフォーマンス共同創作を通した留学生と日本の学生とのコミュニティ形成に関する実践研究」(大阪大学)や、「住民参加型による外国人技能実習生の地域包摂に関する調査研究〜鹿児島県大崎町を事例に〜」(鹿児島大学)など、外国人の受け入れをテーマにしたものが選ばれている。

 

なお、2020年度青少年健全育成のための市民活動支援については、10月初旬に、広島、山口両県で募集を開始する。

 

マツダ財団は、科学技術の振興と青少年健全育成のための助成などを行うことにより、世界の人々が共に繁栄を享受し、心豊かに生きることのできる社会づくりに寄与することを目的として、1984年に発足した。これまでの助成実績は今回を含め合計2,293件、17億8,009万円となった。今後一層、公益財団法人としての使命を果たし、社会の役に立てるよう、マツダ財団はこれからも更なる社会貢献に取り組んでいくと述べている。

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