ブリヂストンとブリヂストンサイクル株式会社(以下、ブリヂストンサイクル)は、両社が開発を進めているトラック用の自転車が自転車競技トラック日本代表に正式採用されることが決まったことを発表した。
今回正式採用されるトラック用自転車は、自転車競技トラック日本代表が出場する19-20年シーズンの各種大会から使用される。両社は、東京2020オリンピックに向けて更なる開発を進めていくと述べている。
当該自転車の正式採用は、公益財団法人日本自転車競技連盟、ブリヂストンおよびブリヂストンサイクルの間の契約に基づくもので、ブリヂストンサイクルの競技用自転車開発のノウハウと、ブリヂストンのタイヤ開発で培ってきた解析技術や材料技術など、両社の技術力を結集して「剛性」「空力」「質量」「接地」などの観点から開発を進めている。
ブリヂストンとブリヂストンサイクルは、自転車競技トラック日本代表の東京2020オリンピックに向けた挑戦を支えていくと述べた。
ブリヂストンは、東京にグローバル本社を置く唯一のオリンピックおよびパラリンピックのワールドワイドパートナーとして、自社の持つ商品やサービス、ソリューション、革新的・先進的な技術を通じてアスリートや大会運営をサポートし、ブリヂストンが将来に向けて新たな価値を創造し続ける会社へと進化し、多様な人々がより共生できる社会づくりへの貢献を目指して、これからの1年の間に東京2020を支える様々なイノベーションを促進していくと述べている。
・「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!」
オリンピックおよびパラリンピックを通じて、「体を動かすよろこび」を実感してもらうとともに、地域社会と連携し、よりよい地域社会の実現を目指していくイベントである。2016年以降、日本全国でこれまで11回開催している。
「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!」特設サイト( http://agogo2020.bridgestone/)
・オリンピックコンサートへの協力
オリンピックコンサートは、JOCが、オリンピック・ムーブメントの推進を目的に、感動的なオリンピック映像を壮大なフルオーケストラの演奏とともに放映するスペシャルコンサートとして、1997年より毎年開催している。ブリヂストン従業員で構成されるブリヂストン吹奏楽団久留米がこれまで2回出演している。