日産e.dams、新シーズンにおけるフォーミュラEのドライバー体制を発表

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日産は、「ABB FIAフォーミュラE選手権」のシーズン6に、セバスチャン ブエミ選手とオリバー ローランド選手を継続して起用することを発表した。新シーズンでは、2019年11月22日~23日にサウジアラビアのリヤドで行われるダブルヘッダーイベントで開幕し、チリのサンティアゴ、メキシコシティー、香港、ローマ、パリ、ソウル、ベルリン、ニューヨークなどの都市で開催され、2020年7月25~26日にロンドンで行われるダブルヘッダーイベントが最終戦となる。

 

 

シーズン5において日産は、シーズン最多記録となる13レース中6レースでポールポジションを獲得し、ブエミ選手はシーズン終盤に4戦連続で表彰台を獲得してランキング2位となり、ローランド選手はルーキードライバーの中で最多となるポイントを獲得した。日産はチームとして全戦でスーパーポールシュートアウトに進出し、ブエミ選手とローランド選手の2名合わせて16回のスーパーポールシュートアウト進出もシーズン最多記録となった。さらに、プラクティスや予選など、2名合わせて17回のセッションでトップタイムを記録するなど、優秀な成績を残した。

 

ブエミ選手は、シーズン5の第12戦で日産にとって初勝利をもたらし、自身のフォーミュラEキャリアにおいては、これまでに13勝、14ポールポジション、7つのファステストラップ記録を保持している。また、ローランド選手は、シーズンを通して10回のセッションでトップタイムを記録し、中国三亜で行われた第6戦では日産として初の表彰台を獲得している。

 

日産グローバルモータースポーツダイレクターであるマイケル カルカモ氏は、「シーズン5でブエミは素晴らしい活躍をし、ドライバーズランキングで2位となりました。また、ローランドも初参戦のシーズンで多くのことを学びましたし、優れたドライバーであることを証明しました。シーズン6のドライバーラインナップには、自信をもってこの2人を選びました。ブエミは、ルーキーイヤーであるローランドのサポートにも最善を尽くしてくれましたし、常にチームを前進させることを優先してくれました。ブエミが日産にもたらしてくれた初勝利を誰も忘れることはないでしょう」と語った。

 

また、セバスチャン ブエミ選手は、「シーズン6はシーズン5の勢いをさらに増していきたいと考えています。シーズン6にはいくつかの新しいメーカーが参加しますが、私たちはチームとして多くの経験を積んだので、競争力はさらに高まっています。ローランドが再び私のチームメイトになるのは素晴らしいことです。継続性が重要ですからね。1シーズンともに戦ってきた経験は、大きな力になるでしょう。チームが前進するためには2人のドライバーがともに速いことが重要ですが、ローランドは昨シーズンでその速さを証明しました。速いチームメイトは私を進歩させてくれます」とコメントした。

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