ヤナセ(吉田多孝社長)は8月30日、ヤナセ稲毛支店(メルセデス・ベンツ稲毛、千葉市美浜区)を移転・新築し、ヤナセ幕張支店(メルセデス・ベンツ幕張、同市花見川区)に改称して営業を開始した。
新店舗は、同社で2拠点目となるメルセデス・ベンツ最新のショールームCI、MAR2020コンセプトをフルスペックで採用した店舗。これにより、ショールーム内に18画面の大型ディスプレイを配置するとともに、サービス受付や納車説明を行う〝ハンドオーバー〟が設けられた。
天井が高く自然光が降り注ぐ明るいショールームは、8台を展示で広さを持ち、敷地内の屋根付きスペースには認定中古車12台を展示する、メルセデス・ベンツ幕張サーティファイドカーコーナーも併設。空調の効いたサービスワークショップは、6ベイと検査ラインを持つ。
駐車スペースは、来客用駐車場6台を含め95台分のスペースを確保。スロープを使って屋上駐車場にアクセスでき利便性も高い。
幕張支店は京葉道路・幕張ICから約2㎞、国道14号線上り線・幕張5丁目交差点に位置し、最寄駅の総武本線・幕張駅、京成千葉線・京成幕張駅から徒歩9分とアクセスに優れる。周辺は県内随一の成長地域である幕張新都心エリアで、同地域の営業力強化を目的に移転・新築された。
29日に行われた開所式で吉田社長は「競合ブランドとのし烈な競争に勝つため、新車・中古車・サービス・保険・ファイナンスを高いレベルでお客様に提供できるワンストップショップとした。支店の皆さんは、当社の企業理念にのっとりお客様への感謝の心を忘れず、全員一丸となり当社の使命の達成実現に取り組んでほしい」と激励した。
また、千葉営業本部長の伊藤彰洋執行役員は「幕張は住宅、オフィス、商業を備えた地域。エリア人口は47万7000人、さらなる人口増加が見込まれる。高所得者層が多くメルセデス・ベンツのターゲット層の増加が見込まれる。新設したサーティファイドカーコーナーで、さらなる売上・収益増を目指したい」と語った。
最後に角田晃司支店長が「お客様満足度の向上はもとより、目標達成、必ず競合他社に打ち勝ち、メルセデス・ベンツブランドが永続的にプレミアムブランド№1であるよう努力します」と力強く決意表明を行った。