国土交通省は、紙の自動車検査証をICカードに切り替えることのメリットを最大化するため、ICカードに搭載するICチップに空き領域を設定し、他の行政機関や民間事業者等に当該空き領域を利活用する仕組みとすることを想定しており、今回、自動車ユーザーの利便性向上、自動車関連事業者等における生産性向上や各種行政活動の向上に向け、利活用方策のアイデアを広く募集すると発表した。
現在、この利活用方策について、国土交通省に設置した「自動車検査証の電子化に関する検討会」において検討を進めているが、自動車ユーザーの利便性向上、自動車関連事業者等における生産性向上や各種行政活動の向上に向け、利活用方策のアイデアを広く募集することとした。
国土交通省では、継続検査(いわゆる「車検」)等の自動車保有関係手続に際しての運輸支局等への来訪を不要とするため、自動車検査証を紙からICカードに切り替えることとした。このために必要となる改正を盛り込んだ「道路運送車両法の一部
を改正する法律(令和元年法律第14号)」が本年5月に公布され、令和5年1月の導入を想定し、準備を進めている。
募集期間:令和元年7月19日(金)から令和元年8月31日(土)まで(必着)
募集対象:「IC自動車検査証の利活用方策」のアイデア
※アイデア募集の詳細は別紙を参照。
資料入手方法:「IC自動車検査証の利活用方策」のアイデア募集サイトより入手
(http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk6_000038.html)
費用負担:アイデアの作成や応募に係る費用は応募者の負担