横浜ゴム 海外向けスポーティータイヤ「A539」をヒストリックカー向けに国内で発売

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横浜ゴムは、海外向けスポーティータイヤ 「A539(エイ・ゴーサンキュー)」をヒストリックカー向けタイヤとして7月12日より国内で発売する。サイズは185/50R14 77V、175/60R14 79H 、175/50R13 72V、175/60R13 77H、185/60R13 80H、165/60R12 71Hの全6サイズ。

 

「A539」は、特徴的なパターンデザインを持ったスポーティータイヤで、2000年に海外向け商品として発売し、欧州を中心に長く販売されている。国内のヒストリックカー愛好家よりその特徴的なデザインと保有しているサイズから国内での販売を求める声が多く、今回、日本市場への導入が決定された。走行性能と快適性のバランスを追求した非対称パターンを採用しており、コーナリング時の安定性を確保している。

 

横浜ゴムは、2018年からスタートした3カ年の中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」のタイヤ消費財戦略において「ホビータイヤ戦略」を掲げ、レースやクラシックカーなどあらゆる自動車ユーザーの趣味に対応する新商品の開発と、既存商品のサイズラインアップ拡充を進めている。なお、横浜ゴムは同じくヒストリックカー向けに「ADVAN HF Type D」を復刻し、2017年より日本国内で販売している。

 

横浜ゴムは、ヒストリックカー向けに適したタイヤの開発、供給を継続することで、こよなくクルマを愛してやまない人たちとともにクルマ文化を支えていくとしている。