三菱自動車は、子会社である三菱自動車ロジテクノ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:小林 弘知、 以下 MLT )の完成車物流事業を、株式会社ゼロ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:北村 竹朗、以下ゼロ)に、今年8月を目処に移管することを発表した。
MLT は、国内における三菱の新車物流を管理し 、全国各地の販売会社や輸出完成車の積出港へ輸送している。一方、 ゼロは日産の輸送を請け負っており、両社の完成車物流を一本化することにより、輸送能力の柔軟性確保や施設の共用など、経済合理性を図ることが可能であると判断された。三菱自動車と日産自動車は、引き続き両社の協業を通して、WIN -WIN の精神に則り、シナジーの拡大を追求していく。
今後、MLT は、補修部品やオプションパーツの販売、輸送事業のほか、整備事業などに注力し、カスタマーへのサービス向上に努めていくとしている。