トヨタモビリティ東京(片山守社長)は、社内のレーシングチーム「GR東京レーシング」を結成し、トヨタガズーレーシング86/BRZレースのプロフェッショナルシリーズに参戦。ドライバーの水谷大介選手(同社社員)が、シリーズ第5戦(7月7日、富士スピードウェイ)で見事初優勝を飾った。
前日行われた公式予選では第2戦以来、2回目となるポールポジション(予選1位)を獲得。また、決勝日に合わせ、同社の顧客を対象としたレース観戦ツアーを実施し、約150名の参加者が応援。決勝スタート前には、コース上でスタートを待つ水谷選手に声援を送った。
決勝レース(10周)は36台でスタート。水谷選手は、中盤に一度はトップの座を明け渡したが、残り4周で再度トップに立ち、国内のトップカテゴリーに参戦する並み居るプロレーシングドライバーを抑え初優勝を果たした。
GR東京レーシングは、社員教育の一環から、今回優勝の水谷選手をはじめメカニック、チーム運営など全て社員が行っている。レース活動に関わったスタッフは、店舗で顧客にクルマの楽しさを伝え「クルマファン」を増やす活動に貢献している。