トヨタ ガズーレーシング 2020年からレース専用車「GR スープラ GT4」を販売開始

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TOYOTA GAZOO Racingは、カスタマーモータースポーツ車両である「GR Supra GT4」を2020年から販売することを発表した。

「GR Supra GT4」は、今年から販売を開始したTOYOTA GAZOO Racing初のグローバルモデル「GRスープラ」をベースとしたレース仕様車で、トヨタモータースポーツ有限会社(Toyota Motorsport GmbH)が開発及び製造を担当している。

GT4は、低コストで気軽に参戦しやすいカテゴリーとして、世界中のプライベートチームに人気を博しており、日本のスーパー耐久シリーズ、欧州のGT4欧州シリーズやVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)、米国のミシュランパイロットチャレンジシリーズなど世界中のさまざまなレースに参戦することができる。

GRスープラは既に北米のNASCARエクスフィニティ・シリーズに参戦しているほか、2020年からは日本のSuper GT GT500クラスへの参戦を予定しており、ここに新たにGR Supra GT4が加わることで、世界中のサーキットでGRスープラが戦っている姿をモータースポーツファンは楽しむことができる。

また、GR Supra GT4実現に向け、ドイツのRavensberger Schmierstoffvertrieb社(ラヴェンスベルガー・シュミエルシュトフフェアトリーブ社)が開発・製造する潤滑油ブランドであるRavenol、Pirelli社とAkrapovic社が技術パートナーとなり、Ravenolからは潤滑油、Pirelli社からはタイヤ、Akrapovic社からはモータースポーツ専用エギゾーストシステムに関する協力体制をとる。

なお、GR Supra GT4に関する車両諸元詳細、販売価格、販売地域及び時期等については、年内に発表を予定している。