日産は、一般財団法人大阪国際児童文学振興財団が主催する「第36回 日産 童話と絵本のグランプリ」に協賛し、7月1日より創作童話と絵本の募集を開始した。
「日産 童話と絵本のグランプリ」は、大阪府立国際児童文学館が、1984年5月に日本初の国際的な児童文学の総合センターとしてオープンしたことを記念し創設され、日産の社会貢献活動として開始された。優れた作品や作家を世に送り出し、夢や想像力あふれる童話と絵本を子どもたちに届けたい、との願いから、アマチュア作家を対象に広く創作童話と絵本を募集するもので、本グランプリでは、毎年、3,000編近い応募作品の中から、童話部門・絵本部門の大賞各1編を含む入賞作品計38編を選出している。また、日産は各部門大賞作品をビーエル出版株式会社の協力を得て出版し、全国の公立図書館や、日産の事業所近隣の幼稚園などに寄贈している。第36回の応募締め切りは、2019年10月31日(木)となっている。
<第35回 応募要項>
子どもを対象とした創作童話、創作絵本を募集。構成、時代などテーマは自由で、未発表の日本語の作品に限る。
◆応募規定
<童話の部>
- 400字詰め原稿用紙に縦書きで5~10枚。HB以上の濃い鉛筆か黒いインクを使用。パソコン使用の場合、縦書きで20字×20行で印字すること。
<絵本の部>
- 構成は扉1頁と本文11見開きまたは15見開き(計23頁または31頁)とし、綴じないこと。
- 画材・技法・大きさ・判型は自由。
- 絵と文の共作でも可。絵、文とも自作未発表の作品に限る。
◆応募資格
作品を商業的に出版したことのないアマチュアに限る。
※不明な場合はホームページの「よくあるご質問」を参照するか、電話にて問い合わせ。
◆締め切り
2019年10月31日(木)消印有効
◆入賞発表
2020年3月上旬(一財)大阪国際児童文学振興財団および日産自動車(株) ホームページにて発表。
◆賞及び賞金
大賞 童話 1編 賞金50万円と記念品
絵本 1編 賞金70万円と記念品
優秀賞 童話 3編 賞金10万円と記念品
絵本 3編 賞金20万円と記念品
佳作 童話20編 記念品
絵本10編 記念品
※大賞作品は童話、絵本とも出版され、書店販売の他、全国公立図書館等に寄贈される。
◆選考委員
黒井 健 絵本作家
篠崎 三朗 絵本作家
富安 陽子 童話作家
吉橋 通夫 児童文学作家(以下五十音順)
西川 廣人 日産自動車(株)社長兼最高経営責任者
宮川 健郎 (一財)大阪国際児童文学振興財団 理事長