キャンピングカー/トレーラーが一堂に会するイベント「キャンピングカーフェスティバルin北陸2019」が、6月22日(土)・23日(日)の2日間にわたり石川県産業展示館4号館(石川・金沢市)で開催された。北陸地方で最大級を誇るこのイベントは県内外からも毎回多くの来場者が訪れることでも知られ、約100台のキャンピングカーが集結した。
展示スペースには各社が話題のモデル、定番の人気車種に加え、豪華絢爛な輸入モデルやトレーラーまでさまざまなタイプが揃った。
このイベント初出展となるキャンパー鹿児島は、先日発表されたレムシリーズの新型モデル「rem BV(レムビーブ)」を展示。レムシリーズは同社が開発したリチウムイオンバッテリー「KULOS(クロス)」が搭載されてきたが、「レムの装備とベッドは魅力だがクロスの性能は実用内」という要望に応え、今回の新型車はサブバッテリーシステムを採用。約6時間のエアコン稼動にも対応する電装システムを備えながら、より求めやすい価格を実現した。
ハイエースのカスタマイズを得意とするダイレクトカーズは、ペットとの快適な旅をテーマとした「ドッグエース」や、自社開発したシートを搭載した「アルヴェルエース」や「プレミアムフリーワゴン」などを出展。ベースはすべてハイエースながら、個々のモデルによって独自の世界観を表現する同社のブースは常に注目を集めていた。
このほか、会場ではイベント限定の特選車両や購入特典も用意され、各社ブースではスタッフへ熱心に質問や商談をする姿が多く見られた。さらに、先進安全装備体感イベントといったコンテンツもこのショーの特徴となっており、2日間通して活況となった。