BMWは、BMW M社の新しいフラッグシップモデルとして、レーシング・テクノロジーを駆使した高性能モデル「新型BMW M8」を発表、6月25日より受注を開始した。納車は12月以降の予定。
エンジンは4.4L・V型8気筒Mツインパワーターボを搭載。標準の「M8」で最高出力600ps、上級グレードの「M8コンペティション」では最高出力625psを発揮し、0-100km/h加速は3.2秒としている。
ボディサイズは全長4867mm×全幅1907mm×全高1362mm。低重心かつ伸びやかなシルエットとし、フロント・サイド・パネルに幅広なデザインを採用することで、ボディに光の反射による美しい帯を生み出し、究極を求めた高性能モデルであると同時に、繊細かつ優雅なラグジュアリー・モデルとしての個性を演出している。
またMモデルの特徴であるエンジンレスポンス、ステアリング、サスペンション特性をドライバーが任意に設定変更できる機能に、新たにブレーキ・システム設定の変更を追加。センターコンソールに「M MODE(Mモード)」ボタンも追加され、メーターやヘッドアップディスプレイの表示、運転支援システムの介入レベルを「ロード」と「スポーツ」いずれかのモードに変更することを可能としている。
価格はM8が2230万円、M8コンペティションが2433万円。