トヨタモビリティ東京(片山守社長)は4月10日、世田谷区内にあるHUB PORT若林を移転し〝若林淡島通り店〟としてリニューアルオープンした。
都内のトヨタ直営販売会社4社が4月1日に融合し、新会社〝トヨタモビリティ東京〟として発足後初のリニューアル店舗には、従来のチャネルカラーに代わるトヨタ自動車のグローバルサインや、CIが内外装に採用された。
また、新会社の方針でもある〝店舗完結型営業〟を実現するため、来店客が快適に過ごせるよう、さまざまなITツールが導入されたのも特長といえる。
店舗2カ所の入口には、車両のナンバーを瞬時に読み取るTiキャッチを設置したほか、来店目的を表示して来店客を迎えるウェルカムサイネージ、あるいは全社のU-Carの在庫をその場で確認できるタッチ式80インチ大型モニター(バーチャルショーケース、写真右)、さらに整備の受付や内容をタブレットで説明するTEC SET等、さまざまなIT機器類が設置されている。
一方、サービス工場にはリフト2基を新調したほか、機能性とデザイン性に優れるイギリス製のオーダーメイドの什器類を採用している。
同日行われたオープンセレモニーで片山社長は「店舗周辺は輸入車比率の極めて高く、若年層でクルマに興味を持つ方も多い。新車購入だけでなく、レンタカー、バーチャルショーケースでのU-Carご案内など、若い世代にもいろいろお薦めできるショールーム、店舗になった」と、新店舗に期待を寄せた。
また、磯山店長は「トヨタ全車種販売を大きなチャンスと捉え、スタッフ全員で新時代にふさわしい、お客様から愛され、選ばれる町いちばんの店舗になります」と力強く決意を語った。
【店舗概要】所在地=東京都世田谷区若林2-35-11/℡03-3419-3321▽構造=鉄骨造り2階建て、屋上駐車場▽敷地面積=1061㎡▽延べ床面積=1499㎡▽ショールーム面積=278㎡▽ストール数=4ストール▽検査ライン=1ライン▽洗車機=1台▽駐車スペース=34台(うち来店客用6台)▽スタッフ数=磯山幸夫店長以下15名