日産は4月11日、カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」のサービス拡充の一環として、生活協同組合連合会大学生協事業連合（大学生協事業連合）と共同で大学生向けのサービス利用促進を行うと発表した。
同社は大学生協事業連合と連携し、大学生に向けた「e-シェアモビ」の利用促進を図る。大学生にとってより身近に利用できるよう大学のキャンパスや居住地に近い、利便性の良い駐車場エリアのステーションを活用し、対象の大学生には一定時間、無料で利用できるクーポン券を特典として設定する。
その第一歩として、既に近隣でステーションを開設している東京都、神奈川県内の大学生協で入会促進活動を始め、今後ステーション数の多い東名阪エリアを中心に順次、各大学生協へ拡大を予定している。
また、4月下旬には「セレナe-POWER」をラインナップに追加予定。多人数乗車で荷物の多い際に便利なミニバンタイプを追加することで、幅広い利用用途に対応する。同社は、「e-シェアモビ」を通して、大学生へ自動車の運転機会を創出するとともに、電動駆動車の理解促進、および普及を目指す。
