日産自動車、オリバー ローランド選手が来シーズンのGEN4マシンで初のテスト走行を実施

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日産自動車は6月10日、同社のフォーミュラEチームのオリバー ローランド選手が、来シーズンのレースで使用するGEN4マシンで初のテスト走行を実施したことを発表した。

ABB FIAフォーミュラE世界選手権では、現行のGEN3マシンを使用するシーズン12も残すところあと7戦となり、今年後半から始まるシーズン13では進化したGEN4マシンが登場。GEN4はGEN3に比べて大幅な性能向上が図られ、レース時の出力は300kWから450kWに、さらにアタックモード時には350kWから600kWへと大幅に引き上げられた他、アクティブ4輪駆動の採用によりグリップ性能が向上し、コーナリングスピードも大きく向上。

GEN4マシンは、今年11月のプレシーズンテストでの初公式走行に向けて引き続き開発を推進する。

 

 

<オリバー ローランド選手のコメント>

GEN4マシンのパワーには本当に驚かされました。特にフロントの駆動が大きくパワーアップしており、これによる非常にユニークな挙動に慣れる必要があります。性能面でもGEN3から大きく進化しており、とても印象的でした。高いダウンフォースによって、これまで以上のグリップが得られますし、ディファレンシャルや四輪駆動、先ほど触れたフロントアクスルの追加パワーなど、新たな技術的要素も多数あります。パワーはほぼ倍増しており、加速は非常に鋭く、すべての動きがより速くなっています。シャシーも改良されており、現行のマシンより乗り心地も改善されている点はドライバーにとって大きなプラスです。

レースの勝敗はエネルギーマネジメントに大きく依存します。従来のような省エネ戦略やアタックモードが維持されれば、引き続き予測不能、かつ面白いレースになるでしょう。ただし規則の細部次第では、スピード向上により従来のフォーミュラカーのレースのようにオーバーテイクが減る可能性もあります。まだ不確定要素が多く、他車の後ろを走った際の影響も完全には分かりません。ただ、タイヤは耐久性が高いため、走行におけるタイヤ性能の大きな低下はないはずです。来シーズン初期のレースではいくつか調整が必要になるでしょうが、近年のような魅力的なレースを継続できる適切なバランスを見つけることが重要です。

GEN4はフォーミュラEにとって大きな前進です。見た目にも迫力があり、すべてのドライバーが非常に期待しています。他カテゴリーのドライバーからの評価もさらに高まるでしょう。ラップタイムを比較すれば、大幅な進歩が確認できるはずです。

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