アウディ ジャパンは、「Audi R8 LMS」で2020年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦するカスタマー（プライベート）チームをサポートしており、9月12日（土）・9月13日（日）にツインリンクもてぎで開催された2020 SUPER GT第4戦で「Audi R8 LMS」が5位に入賞したことを発表した。
アウディ ジャパンとパートナーシップ契約を締結している#21 Audi Team Hitotsuyamaは、今シーズンにドライバーラインアップ、マシンのカラーリングを新たに赤へと一新し、当初はAudi Sportドライバーであるクリストファー ミース選手と川端 伸太朗選手が組む予定となっていたが、新型コロナウィルスの影響によりミース選手の来日がかなわず近藤 翼選手が参戦した。
また＃33 X Works は、昨年のSUPER GT GT300クラスをはじめ、スーパー耐久にも参戦する香港国籍のレーシングチームで、人気アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのプロモーションタイアップにより、エヴァンゲリオン初号機をイメージしたカラーを採用。香港人コンビのショウン トン選手とアレックス アウ選手がドライバーとなる予定だったが、新型コロナウイルスの影響によりアレックス アウ選手が入国できず、代役として第3戦に続いて2018年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦していた木村武史選手がエントリーした。
9月12日（土）に行われた予選では#21 Audi Team Hitotsuyamaが26位、#33 X Worksが24位という結果となった。翌13日（日）の決勝レースでは、近藤選手の#21 Audi Team Hitotsuyamaがオープニングラップでポジションを4つ挙げ、その後多重クラッシュでセーフティカーが入るなどレースは荒れた展開となったが、20周には14位となり、23周を終えて川端選手へと交替。39周を終えた頃には10位入賞圏内を走行し、再びセーフティカーが入り再開後には7位にまで順位をアップ。そしてファイナルラップで上位2台のマシンが燃料切れでコース上にストップしたため、#21 Audi Team Hitotsuyamaは5位入賞を果たした。
木村選手の#33 X Worksはスタートポジションをキープしながら約20周を走行し、ショウン トン選手へとドライバー交代。後半にはこの日のチームベストタイムを記録し、最終的に17位で完走した。
