アウディ ジャパンは8月1日、タイのホテル大手デュシット・インターナショナルが運営を手掛けるラグジュアリーホテル、デュシタニ京都(京都市下京区)とのサステナブルなホテル体験を提供するためのコラボレーションの継続を発表した。
また、ホテルに常駐していた車両を「e-tron Sportback 55 quattro」から「Q8 55 e-tron quattro S line」にアップデートし、宿泊客向けサービスおよびアクティビティでの活用を通じた、サステナブルなホテル体験の提供に貢献する。
アウディは、持続可能なプレミアムモビリティを提供する企業に変革するべく、グローバル全体で脱炭素、水の有効利用、資源効率、生物多様性にフォーカスした環境保護プログラム「Mission:Zero(ミッションゼロ)」を推進し、環境負荷の削減に取り組んでおり、未来に対する思いを同じくするデュシタニ京都とは、2023年10月よりサステナブルなホテル体験を提供するためのコラボレーションを継続。
今回、新たにホテル専用車両として導入するQ8 55 e-tron quattroは、2023年8月に日本国内での発売を開始したアウディのフラッグシップ電動SUV。e-tronの後継モデルにあたり、走りの効率性を高めるエアロダイナミクスやエネルギー回生システムにより、501kmの一充電走行距離を実現している。
また、Q8 e-tronのパーツには、ペットボトル由来のリサイクル原料等を使用するダイナミカを素材とするシートや、自動車の混合プラスチック廃棄物を革新的なプロセスにより再利用したシートベルトバックルカバーを採用することで、環境にも細かい配慮を行なっており、コンポーネントに使用される資源の量を削減し、効率的かつ持続可能な循環型社会の実現を目指している。
アウディではこれまで、デュシタニ京都とのコラボレーションとして、ホテルVIP宿泊客の送迎やホテルプランの送迎用にe-tron Sportback 55 quattroを常駐することで、宿泊客の電気自動車での旅を支援する他、アウディ純正の8kW普通充電器を2基贈呈し、ホテル駐車場に設置。また、2024年7月にはホテル宿泊付きモニター試乗ツアーなどが抽選で当たる「Audi Q8 e-tron Sustainable Drive in Kyotoキャンペーン」を実施した。
アウディは、走行中に二酸化炭素を排出しない環境に優しい電気自動車の提供を通じ、京都の豊かな自然を守りながら、ホテルの利用客に豊かな体験を提供すると述べている。