キャンピングカー/トレーラーが一堂に会する「横浜キャンピングカーショー2021」が9月18日(土)と19日(日)、パシフィコ横浜で開催された。パシフィコ横浜で初開催となったこのイベントには41社が出展し、約100台のキャンピングカーが展示され、2日間で1万458名が来場した。
各社の展示スペースには話題のモデルや定番の人気車種に加え、豪華絢爛な輸入モデルなどさまざまなタイプが揃った。中でも、トヨタ・ハイエース/日産・NV350キャラバンなどをベースにしたバンコンモデルが、ボディタイプ別で最も多い56台が出展された。
外観はベース車とほとんど変わらないバンコンモデルは、普段使いから週末のレジャーまでを1台でこなせることから人気が高い。バンコンモデルにはベッドのみを搭載した簡易車中泊モデルから、車内の快適性を高める装備を充実させた豪華モデルまで多種多様で、エントリーユーザーをはじめ、アップグレードを目的にしたベテランユーザーからも熱い視線を集めていた。このほか、会場ではイベント限定の特選車両や購入特典も用意され、各社ブースではスタッフへ熱心に質問や商談をする姿が多く見られた。
車両展示以外では、人気YouTuberのトークショーやアウトドアグッズコーナーも設けられ、来場者には実りのあるイベントとなった。また、日本RV協会ブースでは、レジャーだけでなく、災害への備えやテレワークなどのビジネスユースを目的とした展示も行われ、キャンピングカーが持つ可能性を訴求した。
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