日産自動車は、1月9日から11日まで幕張メッセで開催された東京オートサロン2026に出展し、「オーラ NISMO RS Concept」を公開した。
今回の日産ブースでは、NISMOの特別なコンセプトモデル「オーラ NISMO RS Concept」を発表した他、「フェアレディZ」マイナーチェンジモデル、「エクストレイル ROCK CREEK MULTIBED WILDPLAY」、「リーフ AUTECH」、「マッチのマーチ」、「MOTUL AUTECH GT‑R(2016)」など計6台を展示。
オーラ NISMO RS Conceptは、「AURA NISMO」のボディに「エクストレイル NISMO」のパワーユニットを搭載したハイパフォーマンス・スポーツモデルとして、量産車で培われた技術を基盤としながら、モータースポーツ開発で得られた知見を活かし、技術検証を行うことを目的としたコンセプトカー。また、将来的にはコンプリートカーとしての市販化も視野に入れ、電動化時代における新たなモータースポーツの可能性を探る役割を担っている。
外装デザインでは、オーラ NISMOのデザインコンセプトである「Agile Electric City Racer」を深化させ、オーラ NISMOのデザインエレメントを継承しながら、より塊感と高いパフォーマンスを感じさせるデザインを目指して開発。
トレッドの拡大に合わせ、左右で145mm拡大されたフェンダーと、約20mmのローダウン化によって、低重心で迫力あるプロポーションを実現。NISMOのレッドアクセントが施されたフロントスポイラー、サイドスカート、リアディフューザーに加え、ホイールハウス内の空気を抜く形状のフロントフェンダー、整流効果をもたらすサイドエアスプリッターや専用リアスポイラーにより、ダウンフォースの向上とドラッグの低減を両立。
車体色にはNISMOステルスグレーを基調としながら、より、周囲の光環境に左右されずにソリッド感を強調する、専用の「ダークマットNISMOステルスグレー」を採用した。
パワートレーンでは、量産のコンポーネントを活用しながら、レース参戦を見据えた技術検証を目的として、走る、曲がる、止まるといったすべての性能向上を目指して開発。軽量コンパクトなオーラ NISMOのボディに、ハイパワーなエクストレイル NISMOのパワートレインを搭載し、走りの性能を大幅に向上。
ハンドリングに関しては、広げられたトレッドとハイグリップタイヤの採用に加え、4WD制御に「NISMO tuned e‑4ORCE」を採用し、高いトラクションと旋回性能を実現した他、止まるための性能も向上。オーラ NISMOに対し約100kg増加した重量を受け止められるよう、フロントに対向4ポッドの大型キャリパー、リアに対向2ポッドのキャリパーのブレーキを採用し、高いストッピングパワーも確保した。
今後は、厳しい負荷がかかる環境下でクルマを鍛え上げるために、同車両でレースに出場することを検討するとともに、市販化も目指す。
<プレスカンファレンスでのNMC社長兼CEOの真田 裕 氏のコメント>
日産は、経営再建計画「Re:Nissan」において、お客さまの感情に響く「ハートビートモデル」の導入を表明しています。NMCとしても、よりエモーショナルで、もっとエキサイティングな、魅力あふれる商品をいち早くお客さまやファンの皆さまにお届けするために、モータースポーツやカスタマイズに強いNMCのメンバー間で、深い議論と検討を重ねてきました。そのNMCの知見を結集した、第一弾の商品コンセプトモデル「オーラ NISMO RS Concept」を今回の東京オートサロンで披露することができたことを非常に嬉しく思います。
NISMOは誕生以来、過酷なレースの現場で、ヒトを鍛え、技術を磨き、クルマをまとめあげて勝利を目指すという信念を持ち、モータースポーツ活動を続けてきました。そしてその情熱により、革新を生み、究極のエキサイトメントを届けて来ました。これからもお客さまやファンの皆さまに究極のエキサイトメントを届けるために挑戦し続けて参ります。
<「オーラ NISMO RS Concept」主要諸元>







