三菱自動車、大幅改良した新型「デリカD:5」を1月9日発売、走行性能の向上、力強いデザインに刷新、価格は451万円~494万4500円

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三菱自動車は12月18日、「デリカD:5」の大幅改良を実施し、2026年1月9日より全国の系列販売会社を通じて発売すると発表した。

1968年に初代モデルが登場したデリカは、その名前を「デリバリーカー」に由来し、“様々な道路状況において、確実に乗員や荷物を目的地まで運ぶクルマ”として誕生から半世紀以上販売するロングセラーのオールラウンドミニバン。初代からの累計販売台数は138万台以上を記録している。

2007年1月に発売した5代目となる現行モデルでは「ミニバンの優しさ」と「SUV の力強さ」の融合を開発テーマに、優れた居住性と多彩な積載性を備えると共に、オフロードからオンロードまで幅広いシーンで活躍できる機動性・信頼性を合わせ持つオールラウンドミニバンとして進化が図られた。

今回発表した新型モデルでは、走行性能をより高めるとともに、力強いスタイリングにデザイン変更するなどの大幅改良が施された。

外装では、フロントグリルとフロントバンパー、リヤバンパーをシンプルで立体感のある力強いデザインとし、リヤゲートでは、「DELICA」ロゴをガーニッシュ内へ取込むことで、リヤゲートパネルをよりシンプルでプレミアム感のあるデザインへと変更。また、ボディサイドにはワイドで安定感のある足回りと高い走破性を想起させる新採用のホイールアーチモールに加え、力強さを強調しギア感を高めた新デザインの18インチアルミホイールを採用した。

車体色には、人気のソリッド色調グレーに、光の当たり方によりブルーのハイライトが映る特別なカラーの「ムーンストーングレーメタリック」を採用した「ブラックマイカ」との2トーンを新たに追加し、2トーン5色、モノトーン4色の全9色を設定。

内装では、8インチカラー液晶のディスプレイメーター採用による視認性の向上に加え、金属調アクセントを採用したインストルメントパネルにより、先進性に加え、ギア感とプレミアム感を向上。センターパネルでは、傷つきに配慮したダークグレーとした他、シートには「CHAMONIX」で好評のスエード調素材(撥水機能付)と合成皮革のコンビネーション生地を採用し、ステッチを内装各部同様のカーキ色とするなど、より機能的で統一感のある室内空間とした。

また、センターコンソール、フロアコンソールの下部に充電用USBポートType-Cをそれぞれ2ポート追加し利便性も向上。

さらに、四輪制御技術「S-AWC」を搭載し、ECO/NORMAL/GRAVEL/SNOWの4つのドライブモードを設定。さまざまな路面での走破性・操縦安定性を実現。

安全面では、三菱自動車の運転支援技術「e-Assist」(以下三菱e-Assist)の強化により、安全性能、利便性が向上した。

【希望小売価格】451万円~494万4500円

 

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