三菱自動車は11月14日、「デスティネーター」がアセアン地域の新車を対象に安全性能を総合評価する「ASEAN NCAP」において最高評価となる5☆(ファイブスター)を獲得したと発表した。
デスティネーターは、1.5リッターターボエンジンと燃費性能と加速性能をバランスさせたCVTによる力強く爽快な加速、前輪駆動方式を採用しながらもアクティブヨーコントロール(AYC)をはじめとした三菱自動車の四輪制御技術による様々な路面や天候に対応する走破性、洗練された本格的なSUVデザイン、ゆとりのある上質な室内空間を特徴とした、3列シートレイアウト7人乗りのミッドサイズSUV。
安全面では、先進運転支援機能「Mitsubishi Motors Safety Sensing」を搭載。レーダークルーズコントロールシステムや衝突被害軽減ブレーキシステム、後側方車両検知警報システム、後退時交差車両検知警報システム、オートマチックハイビーム、先行車発進通知、マルチアラウンドモニターの採用により、高い予防安全性能を備えている他、衝突時のエネルギー吸収とキャビンの変形抑制を両立させた衝突安全強化ボディに加え、6つのSRSエアバッグを採用することで衝突安全性も確保している。
なお、同モデルは2025年7月にインドネシアで販売を開始しており、11月20日にはフィリピン、年内にはベトナムで発売を予定。その他のアセアン市場や南アジア、中南米、中東、アフリカへも展開を予定しており、最終的には約70カ国に順次投入を計画している。
