いすゞ、大型トラックの生産機能を藤沢工場からUDトラックス上尾工場へ移管、総額約400億円を投資、2028年の稼働開始を目指す

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いすゞ自動車は1月12日、大型トラックの生産機能(一部車型を除く)について、現在の藤沢工場(神奈川県藤沢市)から、いすゞグループのUDトラックス株式会社(本社:埼玉県上尾市)の上尾工場に移管すると発表した。

今回の移管は、2028年に予定しているいすゞとUDトラックスによる大型トラックの共通プラットフォームの市場投入などを見据え、国内車両生産体制を再構築するもので、総額約400億円を投資し、2028年の稼働開始を目指すとしている。

いすゞグループは、中期経営計画「ISUZU Transformation – Growth to 2030(IX)」において、グループの事業基盤のさらなる強化を通じて、2030年度に新車販売85万台以上、売上高5兆円以上(既存事業)、そして100万台のサプライチェーン構築を目指しており、実現に向けては、商品競争力の強化に加え、生産効率・生産能力の両面から国内車両生産体制を最適化することを重要な経営課題として挙げている。

また、いすゞグループはボルボ・グループの技術を活用し、いすゞとUDトラックスによる日本およびアジア市場向け大型トラックの共通プラットフォームの共同開発を推進しており、商品・技術戦略と整合させる形で、大型トラックについては、大型トラックの開発・生産実績を有するUDトラックス上尾工場に生産機能を集約することが、品質・コスト・供給安定性の観点から最適であると判断した結果、今回の移管を決定したと述べている。

今回の生産拠点再編では、いすゞグループにおける生産の旗艦拠点として、大型トラックは上尾工場、中型・小型トラックは藤沢工場とそれぞれ位置づけ、両拠点の役割を明確化して強みを最大限に生かすことで、生産の効率化と生産能力の増強を同時に実現。生産移管完了後、上尾工場では、いすゞとUDトラックスによる共通プラットフォームを採用した大型トラックの新商品の生産を計画している。

いすゞグループは、車両生産を担う国内2拠点の最適配置を通じて、大型・中型・小型トラックそれぞれの競争力を最大化し、安定供給体制の強化とコスト競争力の向上を図り、PURPOSE(使命)に掲げる「地球の『運ぶ』を創造する」のもと、今後も強固で持続可能な生産体制の構築を進め、世界の物流を支える社会基盤づくりに貢献すると述べた。

 

<藤沢工場と上尾工場の概要>

 

<上尾工場への生産移管の概要>

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