日産自動車は11月12日、特定非営利活動法人(NPO)「日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)」主催の「第35回(2026年次)RJCカーオブザイヤー」最終選考会において、新型「ルークス」が「RJCカーオブザイヤー」を受賞したと発表した。なお、同賞は三菱自動車の「ekスペース/デリカミニ」との同時受賞となる。
新型ルークスは、外装に「かどまる四角」をモチーフとしたデザインや、日本の伝統的な建築様式である「唐破風(からはふ)」から着想を得た新たな2トーンカラーの車体色、リビングルームのような心地よい室内空間を実現した内装、日産の軽自動車として初めての搭載となる「インテリジェント アラウンドビューモニター」(移動物検知、3Dビュー機能付)をはじめとした多彩な先進運転支援技術の採用など、室内空間、走行性能、使い勝手など全方位での進化が図られた。

<受賞理由に関するRJCのコメント>
軽スーパーハイトワゴンの視界や利便性の良さをさらに高めながら、低燃費や上質な走行性能を実現。内外装などにそれぞれ独自の仕様を盛り込むことによって、日産自動車と三菱自動車工業の合弁会社であるNMKVが企画し、日産自動車が開発したひとつのプラットフォームから、個性的な3車種を誕生させたことを評価した。
