日産自動車、「サクラ」の意匠が令和7年度全国発明表彰において発明賞を受賞

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日産自動車は7月2日、公益社団法人発明協会が主催する「令和7年度全国発明表彰」において、「サクラ」の意匠(意匠登録第1657341号)が発明賞を受賞したと発表した。

発明表彰は、大正8年に創設され、科学技術の向上と産業の発展を促進することを目的として行われており、特に優れた成果を上げた発明、考案、または意匠や、今後の発展が期待される発明等を評価し、表彰する。

サクラは、日本の生活スタイルに合わせて開発が行われた、“先進性と日本の美意識を兼ね備えた意匠”を具現化した、発売以来国内EV販売台数において3年連続で1位を獲得している軽EVモデル。

サクラの意匠は、日本に根付く伝統文化や、日常生活において品を重視し過度な主張を控える美意識を表現するため、厳選された要素で構成されており、フロントデザインにはボディとスムーズに一体化したシールド、およびLEDランプを設置する等の創意工夫により、EVならではの先進性を表現。

さらに、伝統的な意匠から着想を得たデザイン要素を随所に取り入れることで、日本の様々なシーンにおいて背景とお互いを引き立て合いながら調和し、景観美の創出に貢献する意匠を実現した。

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