スバル、ニューヨーク国際オートショーで新型「アウトバック」を世界初公開

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スバルは4月18日、米国ニューヨークにて開催中の2025ニューヨーク国際オートショーにおいて、新型「アウトバック」を世界初公開した(米国仕様車)。

1995年に初代モデルが登場したアウトバックは、乗用車とSUVの長所を融合させたクロスオーバーSUVとして、歴代モデルを通じて継承する優れた安心感と快適性、荷物を効率的に積める積載性、上質感のある内装など、クルマとしての本質的価値を磨き続け、30年の歴史を積み重ねたスバルのフラッグシップモデル。今回のフルモデルチェンジで7代目へと進化した。

新型アウトバックは、ユーザーの様々な嗜好やライフスタイルに寄り添いながらも、自然と共生する“アドベンチャー”要素を盛り込み、走行性能に磨きをかけるとともに、デザイン、実用性、インフォテインメントを中心に大幅進化が図られた。

パワートレーンでは、改良された水平対向2.5リッター直噴NAエンジンと、2.4リッター直噴ターボエンジンを採用し、全グレードに改良型X-MODEを搭載。ステアリングは、2ピニオン式電動パワーステアリングを採用することで、よりダイレクトで自然なステアリングフィールと優れた応答性を実現。

外装では、従来よりも高い車高と力強くたくましいデザインを採用し、存在感のあるよりSUVらしいプロポーションを実現。内装では、機能的でありながらリビングライクな室内空間を想起させるデザインを採用。配色や素材で各グレードの差別化を図った。

インフォテインメントは、次世代の12.1インチセンターインフォメーションディスプレイと、12.3インチのフル液晶メーターを採用し、より高い反応性、使いやすさ、カスタマイズ性を実現する高性能プロセッサを搭載。

実用性では、スクエアな開口形状により積載性に優れ、容量を確保した荷室空間を実現した他、高強度のラダー式ルーフレールを採用することで、様々なアウトドアシーンに対応できる機能性とデザイン性を両立。

安全面では、アイサイトと広角単眼カメラに加え、新たに前側方レーダーを組み合わせることで、センシング性能を大幅に向上。また車線中央維持制御・先行車追従操舵制御の作動中、システムがドライバーに異常があると判断すると、ドライバーに注意・警告を実施し、後続車や周囲の車両へドライバーの異常を知らせながら車線内で停車するドライバー異常時対応システムを設定。さらに高度運転支援システムとして、アクティブレーンチェンジアシストや渋滞時発進アシスト、全車速ハンズオフアシスト等の機能を新たに採用した。

なお、米国市場では「Premium(プレミアム)」、「Limited(リミテッド)」、「Touring(ツーリング)」、「Limited XT」、「Touring XT」、「Wilderness(ウィルダネス)」の6グレードを設定し、2026年以降の導入を予定している。

 

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