スバルは3月4日、群馬県が実施している「地産地消型PPA(群馬モデル)」の電力供給先事業者に採択されたことを発表した。
同社では今回、同県内の豊富な水資源を活用した県営水力発電所から「温室効果ガス排出量ゼロ」の電力供給を受けることが決定し、2025年4月から3年間、同社群馬製作所本工場(群馬県太田市)で使用する電力が実質的に100%再生可能エネルギーとなり、CO2フリー化が実現する。
スバルグループは、工場やオフィス(スコープ1および2)において、2050年のカーボンニュートラルを目指し、脱炭素社会に貢献するため、2035年度までに2016年度比でCO2排出量の60%削減という中期目標を掲げている。
これまで、電力由来のCO2削減において、省エネによる電力使用量の削減と自社敷地内への太陽光発電の導入を優先的に進めた結果、2023年度末時点で国内における太陽光発電設備の導入設備容量は11MW以上となり、約12GWhの再エネ電力を創出し、約4,500トンのCO2削減が実現した。