“BMWと日本の名匠プロジェクト”第四弾となる日本オリジナルのコンセプト・モデル「X7錦ラウンジ」誕生

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BMW日本法人は2月3日、“BMWと日本の名匠プロジェクト”第四弾となる、X7をベースとした日本オリジナルのコンセプト・モデル「X7錦ラウンジ」を発表した。

ベースとなるX7は、優れた乗り心地と、最大7人乗りを可能とする高い実用性を備えたBMW屈指のラグジュアリー・モデルX7をベースにした限定モデルは、2021年9月に発表の「X7西陣エディション(NISHIJIN EDITION)」以来、約3年ぶりとなる。

X7西陣エディションでは、「『光』がうつろう、明るくクリーンな新時代のラグジュアリー空間」をコンセプトに、外界から閉鎖された古典的なラグジュアリー空間とは異なり、X7の持つ、明るく、クリーンな新時代のラグジュアリー空間を表現するため、日中の光のうつろいを西陣織の芸術的な織面により、個性的な美しさを提案するモデルとして制作され、日本国内限定3台にて販売された。

X7錦ラウンジは、 X7をベースに、日本の伝統工芸を惜しみなく施すことでラグジュアリーモデルとしての魅力を高め、ラグジュアリー・ブランドとしてのBMWブランドの一面を表現すると同時に、BMWブランドの世界観を表現したコンセプト・モデル。

X7西陣エディションから時間がうつろい、夜のとばりが下りた世界を表現しており、「『星』がきらめく、美に満たされたやすらぎの空間」をコンセプトに、優しく広大なやすらぎの空間を表現するため、BMW独自装備の上質な輝きと、京都伝統工芸の技による星空の広がりを芸術的に表現し、今宵も貴方に特別なひと時を授けることを表現。

コンセプト・モデルの名称の“錦”は、色とりどりの糸で織られた絹織物だけでなく、自然の彩りや「心の錦」「錦心」など心の美しさを表す単語でもあり、なおかつ錦の語源は「二色」であることから「夜のとばりがおりて輝く星」と「二つの美しい色できらめく世界」がコンセプト・モデルの持つラウンジ空間のイメージと合致することから車名に採用された。

外装は、コンセプトを2色で表現した専用2トーン塗装を採用。BMW Mトリコロール・カラーの中心色であるブルーであり、BMWブルーの中でも、最も柔らかな色調であるBMW Individualカラーのベルベット・ブルーをメイン・カラーに、宇宙に輝く星雲の煌めきを表現するため、ルーフ部分にはスペース・シルバーが塗装されている。

また、BMW独自のクラフトマンシップから妥協なき美意識を表現。外装には、宝石のような無限の輝きを放つ「クリスタル・ライト・ヘッドライト」、優しい光を放つ「アイコニック・グロー」を装備。

内装には1万5,000個ものLEDにより青白い星の光を夜間に主張する「パノラマ・スカイルーフ」、地上に輝く光を音で表現する「B&Wダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システム」、光を反射した上質な輝きを放つ「クラフテッド・クリスタル」を採用した。

さらに、1843年に京都で創業した織物メーカーの川島織物セルコンによる、優しく包み込み光り輝く安らぎの夜空を一本の糸を部分的に染め分ける染色方法である絣染めを用いて表現したフロア・マットを採用している他、トリムおよびシフト・スイッチ、iDriveコントローラー周りは楽芸工房によって仕上げられ、広大な宇宙空間と煌めく星々を箔泊装飾で表現。

kuska fabricと楽芸工房によって仕上げられたセンター・コンソールでは、宇宙空間の果てしない広がりを丹後織と箔装飾で表現することで、日本独特の和のイメージとドイツのクラフトマンシップを融合した。

 

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