BMW、「MINIクーパー」が“2024-2025インポート・カー・オブ・ザ・イヤー”を受賞

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BMW日本法人は12月5日、「MINIクーパー」が“2024-2025インポート・カー・オブ・ザ・イヤー”を受賞したと発表した。

“日本カー・オブ・ザ・イヤー”は、日本のモータリゼーションの発展とコンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として1980年に創設。現在では、一般社団法人 日本カー・オブ・ザ・イヤーが構成する日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会により運営されており、選考対象となるクルマは、前年の11月1日より当年の10月31日までに日本国内において発表された乗用車で、60名を上限とした選考委員の投票によって選出。また、その年を代表するクルマとなる日本カー・オブ・ザ・イヤーが日本メーカー車だった場合、海外メーカー車でもっとも多く得票したクルマがインポート・カー・オブ・ザ・イヤーとして選出される。さらに、2つの部門賞、“デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー”および“テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー”の2つの部門賞が設けられている。

MINIクーパーは、一次選考において上位10モデルとなる「10ベスト・カー」に選出され、12月5日に開票が行なわれた最終選考会において、輸入車における最優秀モデルとなる2024-2025インポート・カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。

英国のプレミアム・ブランドMINIは、2002年よりBMWグループにて開発、生産および販売が行なわれているブランドで、伝統的な基幹モデルとなる「MINIクーパー」、電気自動車のみをラインアップする「MINIエースマン」、SUVモデルの「MINIカントリーマン」の、3つのラインアップから構成されている。

今回、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したMINIクーパーには、ハッチバック・モデルとなる「MINIクーパー 3ドア」、3ドアをベースに5ドア・モデルにした「MINIクーパー 5ドア」、MINIクーパー 3ドアをベースにオープン・エア・ドライブが楽しめる「MINIクーパー コンバーチブル」の3つのボディ・タイプをラインナップ。

MINIクーパーは、新しいMINIデザイン言語により、ブランドのデザインDNAを継承しつつ、MINIの本質的な価値への真摯な姿勢が、明瞭かつ流麗にモデル化されたモデル。新しいMINIのデザイン言語は、「カリスマティック・シンプリシティー」と呼ばれているカリスマ的なシンプルさにより、コンポーネントの数を減らすことで、本筋にフォーカスし、感情的かつ直感的に感じ取れるアイデンティティが生まれている。全てにおいて刷新されたない内外装デザインは、新型モデルであることを彷彿しているのに加え、素材からクローム・パーツやレザーを排除し、代わりに採用した新素材にはリサイクル・ポリエステルやリサイクル・アルミニウムを利用するなど、将来を見据えた新世代モデルであることを印象付けている。機能面においても大幅刷新が行なわれた。高効率ガソリン・エンジン搭載モデルおよび電気自動車をラインアップしている。

 

<「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」の受賞理由>

シンプルさ、痛快なドライブフィール、ラジカルさ…..新型MINIクーパーはその伝統的名称からユーザーが期待するすべてを高次元で進化させた。10ベストカーに4台の輸入車が選出された中で、EVだけでなくガソリンエンジンモデルをラインナップしたのはMINIクーパーのみである。BMW7シリーズと同等の安全装備/運転支援システムを装備したことも注目に値する。コクピットのデジタライズ、リサイクル素材の積極採用等、実用性と遊び心を満載させた点も面白い。

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