スズキの四輪車世界累計販売台数が8000万台に

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スズキは年8月末までに、四輪車の世界累計販売台数が8000万台に到達したと発表した。

販売台数の内訳は、国内が2890万台、海外が5127万台で、地域別では日本36%、インド32.6%、欧州10%、アジア13.5%、その他(北米、中南米、大洋州、中近東、アフリカ等)7.8%となった。

同社は、1955年10月に日本初の量産軽四輪車、スズライトを発売。以来、常に独創的な商品を発売し、軽四輪車の革新・発展とともに歩み続けてきた。また、1965年にはフロンテ800を発売し、小型車にも参入した。

フロンテ800(1965年)

海外販売は1959年、スズライトの輸出開始に始まり、1975年にはパキスタンで現地生産を開始し、1983年にはインド、1992年にはハンガリーなど、海外生産拠点の拡充も進めてきた。

インドは、インド国内向けだけでなくアフリカなど輸出向けの生産拠点としての役割も担っている。現在は、日本を含めて世界10カ国に15の四輪車生産拠点を展開し、四輪車は世界184の国と地域で愛用されている。

1979年に発売されたアルトの初代モデル

8000万台の中でも20%を占めるアルトは、1979年の発売以来44年にわたり愛され、日本の軽四輪車を代表するモデルの一つでもある。日本の軽四輪車として産声を上げたアルトは、その後世界に広がり、特にインドでは販売台数に大きく貢献している。

※メイン写真はスズライト

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