住友ゴム工業は7月27日、定期的なタイヤ点検の啓発のために今回で24回目となる「DUNLOP(ダンロップ)全国タイヤ安全点検」を、4月8日~5月31日に全国のDUNLOP直営店(タイヤセレクト、タイヤランド)で実施した結果、パンクの原因となる「表面の損傷」をはじめとする整備不良が、4台に1台の割合(25.0%)で確認されたと発表した。
タイヤ点検は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの残溝、表面の損傷、空気圧などの点検を行うもので、2008年から継続して実施している。今回の「全国タイヤ安全点検」では計4,260台の車両のタイヤを点検した結果、タイヤの整備不良率は25.0%、不良別では路上の障害物や縁石との接触などによって生じる表面の損傷が13.2%、残溝不足が12.0%、空気圧の過不足が11.6%、偏摩耗が2.3%、釘・異物踏みが0.1%という結果となった。(各不良率は重複を含む)