ジャガーTCSレーシング、特別なテスト車両用のリブリーを施した「JAGUAR GEN4 PROTO_TYPE」を発表

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ジャガーTCSレーシングは4月16日(現地時間)、テスト車両用の特別なリブリーを施したGEN4開発車両である「JAGUAR GEN4 PROTO_TYPE」を発表し、4月21日、22日(現地時間)にポール・リカール・サーキットで開催されたフォーミュラE GEN4アンリーシュド・テストイベントにて一般公開した。

シーズン13の開幕に向けて、ジャガーTCSレーシングの最先端かつ最もサステナブルなレーシングマシンの開発が進むなか、JAGUAR GEN4 PROTO_TYPEは、フォーミュラEにおける技術革新の驚異的なスピードを体現。

特別なリブリーには、ジャガーのGEN1から、GEN2、GEN3、GEN4の車両がアイコニックなモナコ市街地サーキットを舞台にしたシミュレーション速度データトレースが描かれており、データトレースの一部は、各世代のマシンがモナコの有名なトンネルを抜けてヌーベル・シケインに向かう際の最高速度を示している。

フォーミュラE 2026/27シーズンに投入する新型GEN4は、パフォーマンスと技術の両面において大幅な向上が見込まれており、レース時の最高出力は現行のGEN3 Evoの300kWから450kWに向上する他、クオリファイセッションおよびアタックモードでは、現行レギュレーションと比較して250kW増となる600kWの出力が利用可能となる。

また、クオリファイセッションおよびレースの全フェーズにおいてパーマネント・アクティブAWD(全輪駆動)システムを搭載し、フロントアクスルへの出力が現行の5倍となり、700kWの強化型回生ブレーキ、ブリヂストン製の新しいドライおよびウェットタイヤ、そして2種類の専用エアロダイナミクス・ボディワーク構成も備えている。特にクオリファイセッション用の高ダウンフォース設定における空力性能の向上は、最高速度とピークパフォーマンスの向上を実現。

GEN4のマニュファクチャラーの開発範囲は、モーター、インバーター、ギアボックス、リア・サスペンション、アクティブ・リア・ディファレンシャル、冷却システム、ドライブシャフト、電気ハーネスの設計および統合に加え、ジャガー独自のソフトウェアと制御システムが含まれおり、GEN4ではその範囲が拡大され、新たにフロントおよびリアのブレーキ・バイ・ワイヤシステムとDC/DCコンバーターシステムの開発も含まれるようになった。

GEN4はジャガーがパワートレイン技術を開発する上で今までにない可能性を提供し、ジャガーTCSレーシングは、今後もサーキット上で革新を続け、将来のジャガーの電気自動車(BEV)への技術移転を目指すと述べている。

 

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