メルセデスという名の由来 2020年9月6日2020年9月5日 編集部12373 1899年/明治32年、何時ものようにニースの丘を、ロスチャイルド男爵が愛車パナール8馬力で駆け上っていた。登坂中の全ての車を追い越すのが楽しみで。 或日、その楽しむ男爵の鼻をへし折った奴が現れた。悔しがった男爵だが、そ […] 続きを読む
世界初の女性ドライバーはベンツ夫人 2020年9月5日2020年9月5日 編集部3794 頭脳明晰機械好きで神童と呼ばれたベンツの少年時代は貧しかったが、母親の頑張りで工科大学を卒業後は、機械工場を歴遊しながら多くの知識技術を習得した。 ガソリン内燃機関開発ではダイムラーに鼻の差で破れたが、自動車となれば、三 […] 続きを読む
フランス製エンジン地球を飛び回る 2020年8月30日2020年8月30日 編集部2053 1885年/明治18年にこの世に生まれたダイムラーのガソリン内燃機関は、直ぐに自動車用動力として命を吹き込まれた。一気筒137ccはたった0.5馬力だったとはいえ1800回転という、当時としては驚異的高回転で廻ったのだ… […] 続きを読む
自動二輪車…玩具から実用へ 2020年8月29日2020年8月29日 編集部1825 工場入口で材料を入れて、スイッチONで自動車がゾロゾロ出てくる御時世、魅力ある個性を求めるのは無理のようだが、一部の愛好家は、命が通っているのは1930年頃までだと云う。 欧米愛好家に聞くと、1904年迄をベテラン、05 […] 続きを読む
欧州初フライトはブラジルの富豪 2020年8月23日2020年8月21日 編集部2570 20世紀の幕開け1901年とは明治34年だが、この20世紀の始まりは内燃機関と共に飛行機の世紀突入でもあった。 1903年、米国でライトが飛んだと聞いて不快だったフランス人だが、その後も多種多様な飛行機が登場するも地上を […] 続きを読む
馬なし馬車はガソリン発動機で生まれ変わった 2020年8月22日2020年8月21日 編集部4688 1906年に創業する英オースチンは、1895年に水平対向二気筒の三輪車を開発し{進歩}と命名したのは、発動機の将来を予測したようで愉快なネーミングである。 そのころ欧州からは田舎と見下されていた米国でも、自動車王国への道 […] 続きを読む
自動車は蒸気からガソリン内燃機関へ 2020年8月16日2020年8月17日 編集部3810 さて、古来多種多様な動力が考案されたが、19世紀最大の成功は蒸気機関だ。が、1858年ユーゴンが、2サイクル内燃機関を開発し特許を取得…ダイムラーの前に、おかしいじゃないかと思うだろうが、こいつは石炭ガスでガソリンではな […] 続きを読む
誕生した実用バイクは蒸気機関だった 2020年8月15日2020年8月7日 編集部5171 さて、気球が熱と水素で飛んだのは既に述べたが、1776年英人ガバンディッシュが水素を創り出し、その空気より軽い水素でと、モンゴルフィエと張り合ったのが仏人シャルル教授。 1783年11月21日、モンゴルフィエの熱気が8. […] 続きを読む
気球は飛行船になって空を制覇 2020年8月14日2020年8月7日 編集部4575 飛行船の歴史は古く、100年間以上も続けられていたが、軽量コンパクトな動力が無い時代に実用化の実現は無理だった。 が、先駆者の一人、ブランシャールは、1785年/天明5年に気球に初めて舵を付けて、86年に英ドーバーから仏 […] 続きを読む
発動機登場で気球は飛行船に 2020年8月13日2020年8月7日 編集部2802 1782年、飛行機より先に地上を離れた道具は、仏人モンゴルフィエの熱気球…それを知ったルイ16世とマリーアントワネット王妃の希望で、ベルサイユ宮殿でデモ飛行…が、直前に上空での空気の有無が問題になり、王は死刑囚を乗せよと […] 続きを読む