いすゞ自動車と株式会社ティアフォー(本社:東京都品川区)は3月17日、NVIDIA Corporation(本社:カリフォルニア州サンタクララ、Founder & CEO:Jensen Huang、以下「NVIDIA」)と共同で自動運転レベル4バスの実装に取り組むことを発表した。
同車両には、いすゞの「エルガ」と「エルガEV」が使用され、レベル4対応車両の開発向けリファレンスプラットフォームである「NVIDIA DRIVE Hyperion」に基づき、高い安全性と性能の実現に不可欠な冗長性を確保するため、NVIDIA DRIVE AGX Thorのシステム・オン・チップ(System-on-Chip:SoC)を搭載する。
同取り組みを通じて、自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」を活用したティアフォーのソフトウェアスタック、いすゞの高度なバス設計技術、NVIDIAのAIコンピューティングを統合し、公共交通に最適化された自動運転レベル4バスの実現を目指す。
米国サンノゼで3月16日から19日まで開催されている「NVIDIA GTC 2026」でNVIDIAの製品とソリューションを用いた自動運転に関する取り組みが取り上げられているように、いすゞとティアフォーはNVIDIAと協力し、安全で拡張性の高い自動運転サービスの社会実装を促進すると述べている。
<いすゞ自動車 常務執行役員 開発部門VP 佐藤浩至氏のコメント>
いすゞ、ティアフォー、NVIDIAの協業は、次世代の商用車開発における重要なマイルストーンです。「エルガ」および「エルガEV」にレベル4の自動運転技術を搭載することで、あらゆるニーズに応える多用途かつ持続可能なソリューションの提供が可能になります。いすゞが世界で培ってきた信頼性を自動運転にも生かし、誰もが安心して利用できる高度な交通サービスを展開していきます。
<ティアフォー 代表取締役 執行役員 CEO 加藤真平氏のコメント>
私たちの挑戦は、自動運転の未来を切り拓く重要な一歩です。いすゞの卓越したエンジニアリングとNVIDIAの最先端のAIコンピューティングを掛け合わせることで、「Autoware」を基盤とした自動運転レベル4による公共交通の実現を推進します。世界クラスのハードウェアとAutowareエコシステムの相乗効果により、安全で拡張性の高い自動運転による公共交通は、単なる目標ではなく、現実のものへと進化しています。
商用輸送の高度な自動化を実現するためには、堅牢なフェイルオペレーショナル機能と高性能なコンピューティングが不可欠です。ティアフォーといすゞは、いすゞの「エルガ」および「エルガEV」に「NVIDIA DRIVE Hyperion」のNVIDIA DRIVE AGX ThorのSoCを搭載し、「Autoware」を基盤とした高度なソフトウェアスタックを開発することで、公共交通の変革をリードしています。ティアフォーといすゞの拡張性に優れたソリューションは、公共交通サービスに求められる厳格な運用水準を満たしながら、日本の運転手不足という社会課題の解決に貢献しています。
