ステランティスジャパンは3月17日、新型「トナーレ」を発表し、同日より全国のアルファ ロメオ正規ディーラーを通じて発売した。また、発売を記念して4月18日から26日までデビューフェアを実施する。
2023年に初代モデルが登場したトナーレは、ブランドが継承する美意識を現代のクラフトマンシップで磨き上げたスタイリング、伝統のクイックなステアリングと独創的なドライビングダイナミクスによる優れた走行性能、優れた安全性と快適性など、イタリアンデザインの美意識とモダンな機能性を融合させた、アルファ ロメオの変革を象徴するミドルサイズSUV。
<システム最高出力175PSを発揮するパワートレーン>
1.5リッターガソリンエンジンと48Vの電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力175PSを発揮。
また、エンジン制御を見直すことで加速性能を向上し、0 – 100km/h加速は従来の8.8秒から8.5秒へ短縮し、よりスムーズな立ち上がりと力強い加速を実現。
エンジンとモーターの制御バランスも最適化した他、可変バルブタイミングの調整や、高いギアへのシフトタイミングを早める制御を採用し、より滑らかな加速を実現した他、EV走行中のエンジン再始動条件を増加し、車両の応答性を向上した。
<フロントデザインを刷新、カラーランナップを拡充>
ブランドを象徴する“スクデット(盾形グリル)”は、2023年に世界33台限定で発売した「33 ストラダーレ(トレンタトレ ストラダーレ)」にも通じるクラシックな造形を現代的にアレンジし、より立体感と存在感のあるボーダーライン模様のデザインへと刷新。
また、“トライローブ(三つ葉)”と呼ばれるフロントグリル部分のデザインも、より水平ラインを強調した新しい造形とすることで、視覚的な安定感が増し、力強いフロントフェイスを演出。バンパーは面積を拡大し、端部にかけて角度を持たせた造形とすることで、より筋肉質な外観とした。
スクデット横には、アゾレ(Asole)と呼ばれる4つの小さな開口部をトナーレとして初採用。エアインテーク(空気の取り入れ口)として機能し、ボンネット内への吸気や空力性能の向上に貢献するとともに、1930年代にモータースポーツ界で活躍したグランプリカーである「P3(Tipo B)」などにも通じる意匠として、スポーティな印象を強調。バンパーのエアインテークも拡大し、ラジエーターの冷却効率を向上した。
さらに、フロントデザインの進化に合わせ車両前方のボディ寸法も調整し、全長を10㎜短縮した他、前後トレッドを左右4mmずつ拡大したことで、デザイン性を保ったまま、取り回しやすさと走行時の安定感を両立。
足元には、33 ストラダーレから着想を得た、三つ葉をモチーフにしたデザインのホイール“フォリ” を採用し、ホイールの広い空間が力強さとスポーティさを演出(Veloceグレードのみ)。
フロント/リアのエンブレムは、33 ストラダーレや、昨年発売したコンパクトモデル「ジュニア」と同様のモノクローム仕様を採用。
リアの「TONALE」レタリングバッジは、従来のシルバーからダークカラーに変更し、Veloceグレードのサイドに施されるVeloceバッチと統一感を持たせた。
車体色には、従来の「アルファ ホワイト」と「アルファ ブラック」、「ヴェスヴィオ グレー」に、「ブレラ レッド」と新色「モンツァ グリーン」を追加した5色を設定。
<シートのカラーラインナップにレッドを追加>
シートのカラーラインナップを拡充し、従来のブラック(ナチュラルレザー)に加えて、レッド(ナチュラルレザー)の選択肢を新たに追加。レッドシートの場合、シートのみならず、ダッシュボード、ドアパネル、センターアームレストにもレッドステッチを施すことで、情熱的で上質な室内空間を演出。
また、ステアリングヒーターやシートヒーターを即座に起動できるショートカットボタンを新たに追加し、ドライバー中心の直感的な操作性を高めたインターフェースに仕上げた。
<品質と信頼性の向上>
設計、商品企画、エンジニアが一丸となり、信頼性と仕上がりをさらに高めるために、多角的な改善を図った。
生産工程では、ボディ塗装の状態を360度スキャンして検知するカメラシステム「イーグルアイ」を初導入し、塗りムラや剥がれを高精度で検知できる体制へ強化した他、パネル間の段差や組付け精度に対して、より厳しい基準を設定して外観の品質を向上。完成検査でも新たな検査ツールを導入し、出荷前のチェック精度を高めた。
車両制御面では、ADAS(先進運転支援システム)の検知設定を見直した新ソフトウェアを採用し、雨滴や泥、強い日差しなどによる誤検知を防止した他、スマートフォンをワイヤレスチャージャーで充電する際に、機器内部に熱がこもり、高温になる事象を防止するよう改良を施し、利便性を向上。さらに、より快適な室内空間を目指し、停車時や渋滞時を含むエアコン使用時の熱効率を向上した。
<ラインナップを2グレードに拡充>
従来の単一グレードから、エントリーグレードの「Sprint(スプリント)」と上級グレード「Veloce(ヴェローチェ)」の2グレードにラインナップを拡充。
Sprintは、ファブリックシートや18インチホイールを装備し、デザイン性とドライビングフィール、先進安全機能やコネクティビティまで、必要な要素をバランスよく備えたグレード。
Veloceは、スポーティさと上質さをいっそう際立たせたグレードで、三つ葉デザインの20インチホイール(フォリ)を装着し、レザーシートなどの上質な内装仕立てにより、走りと快適性を高い次元で融合。
【希望小売価格】599万円










