ホンダは2月26日、「CR-V」のフルモデルチェンジを実施し、2月27日より発売すると発表した。
1995年に国内で初代モデルが登場したCR-Vは、「Comfortable Runabout Vehicle」という車名の由来の通り、快適性と高い機動性を兼ね備えた、都市型SUVという新たなジャンルを切り拓いたホンダのSUVラインアップを代表するグローバルモデル。グローバルでの累計販売台数は1500万台超を記録している。
今回発表した6代目となる新型CR-Vは、「感動CR-V」をグランドコンセプトに、快適性・走行性・ユーティリティー・ドライバビリティーを徹底的に磨き上げ、「スポーティーでありながら機能的なデザイン」や「爽快でありながら安心感のある視界」など、異なる価値を高い次元で両立させることで、幅広いシーンでユーザーに感動をもたらす究極のオールラウンダーを目指して開発が行われた。
<フルモデルチェンジの詳細>
◆パワートレーン
2.0リッター直噴アトキンソンサイクルDOHCエンジンと高出力モーターを平行軸に配置した2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせた第4世代e:HEVをベースに、CR-V専用のハイ/ロー2段のエンジン直結ギアを追加し、専用のギアレシオを設定することで、CR-Vが目指す爽快感ある上質な走りと高い環境性能を両立するパワートレーンへと進化。市街地での緩加速や登坂など負荷が高まる状況では、ロー側のギアでエンジンを直結させることで効率を高め、走りと燃費の向上に貢献。
また、リアルタイムAWDの電子制御の進化により、雪上だけでなく、オンロードにおいても走行性能を向上。コーナリング時の前後輪の駆動力配分を、従来の60:40から最大で50:50まで後輪側を引き上げることで、旋回時の安定感とライントレース性を向上した。
さらに、ドライブシーンによって選択が可能なドライブモードには、「SPORTモード」、「NORMALモード」、「ECONモード」に、CR-Vとして初採用となる「SNOWモード」、「INDIVIDUALモード」を加えた、計5つのドライブモードを搭載。
◆ダイナミクス
新型モデルでは、ホンダならではの「操る楽しさ」と、SUVに求められる安心・快適・走行性能の両立にこだわって開発。
全タイプに採用した周波数応答ダンパーにより、微小入力から大きなストロークまで最適な減衰力を発揮することでフラットで上質な乗り味を実現するなど、車体・制御・静粛化技術を徹底的に磨き上げ、上級SUVにふさわしい走行性能を実現。
また、可変ギアレシオステアリング(VGR)を採用し、低速域では取り回しやすく、高速域では安定した応答性を確保した他、ノイズリデューシングホイールで走行時の騒音を抑制するとともに、専用スピーカーやマイクを用いたアクティブノイズコントロール(ANC)が、幅広い帯域の不要な音を能動的に低減し、優れた静粛空間を実現。
さらに、走行風の流れを最適化するシャッターグリルを採用し、冷却と空力性能の両立を目指した。
◆外装デザイン
外装では、歴代CR-Vの先進的でスポーティーなスタイルを継承し、よりSUVらしく力強いシルエットに進化。フードやピラーなどの水平基調のシンプルな造形の中に、力強さと洗練・上質・大人らしさを凝縮して表現。
また、CR-Vの象徴である縦型リアコンビネーションランプを踏襲し、リッドランプやナンバープレートを上方に配置することで、上質感とどっしりとした安定感を実現。
車体色には、クリスタルブラック・パール、プラチナホワイト・パール(有料色)、キャニオンリバーブルー・メタリック(有料色)スレートグレー・パール(CR-V新色)、ブレイジングレッド・パール(ホンダ新色)の5色を設定。
◆内装デザイン
水平基調のインパネや直線的な加飾ラインなど、シャープなスタイリングを採用し、SUVらしい力強さや上質感を表現。
インパネや前席のドアの加飾を車幅感覚や車両の姿勢を把握しやすい位置にレイアウトすることで、視認性と操作性を高め、ドライバーとの一体感を高めるスポーティーな空間と、優れた扱いやすさを両立。
◆パッケージング
街中でも山道でも安心して運転できる、CR-VのDNAともいえる価値を継承し、アイポイントやドライビングポジション、乗り降りしやすいヒップポイントの高さなどのパッケージングを進化。
ステアリング角度を先代モデルの28度から25度へと変更し、ステアリングを立てることで、体格にかかわらずステアリング操作がしやすい運転姿勢を実現した他、後席足元のスペースを先代モデルから前後長で16mm拡大し、ゆとりある空間を実現。8段階の調節機能をもつ後席リクライニングも採用した。
荷室は「考えずに使える」気軽さとさまざまなライフスタイルに対応できる使いやすさを目指して開発。フラットな床面と広い開口部を備え、後席のスライド機構により荷室容量を拡大可能とすることで、ゆとりのあるカーゴ容量を実現。
4WDモデルには、前席/後席シートヒーターを標準装備、e:HEV RS BLACK EDITIONには前席ベンチレーションなどを採用した。
◆安全運転支援機能
先進の安全運転支援機能「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプに標準装備。
e:HEV RS BLACK EDITIONは、レーダーとカメラの広角化、コーナーレーダーの追加により、安全支援の領域を拡大した「Honda SENSING 360(ホンダ センシング サンロクマル)」をホンダ SUVとして国内初搭載。
交差点での出会い頭などでの事故回避支援機能や、降坂・横風・道路の白線の欠損など、走行環境の変化や外乱に対して安定した走行が維持できるよう、ドライバーの運転負荷を軽減する機能を進化した他、高速道路で車線変更をスムーズに行うための操作支援や、事故リスクを低減するステアリング制御機能を追加した。
◆その他の装備
- Googleを搭載した9インチHonda CONNECTディスプレーを標準装備
- 60W USB充電ポート(前席):同時に2台のスマートフォンの急速充電、ノートパソコンやタブレットの充電が可能な他、15Wのワイヤレスチャージャーを新たに採用し、急速ワイヤレス充電に対応(対応スマートフォンのみ)。
- ヘッドアップディスプレー:運転支援やナビゲーションなど、フロントガラスに必要な情報をタイムリーに表示し、少ない視線・焦点移動で必要な情報の読み取りが可能(e:HEV RS BLACK EDITIONに標準装備)。
- BOSEプレミアムサウンドシステム:専用設計のBOSEスピーカー12個を最適配置。
- 電動パノラミックサンルーフ:e:HEV RS BLACK EDITIONに標準装備。
◆バリエーション
- e:HEV RS:外装下部をボディ同色とし、上質さと都会的なイメージを目指したスポーティーグレード
- e:HEV RS ブラックエディション:e:HEV RSをベースに内外装の加飾を黒で統一。力強さと洗練を引き立てる日本専用グレード
◆e:HEV RS ブラックエディション
- 主要装備:ヘッドアップディスプレー、電動パノラミックサンルーフ、運転席&助手席シートベンチレーション、19インチ ノイズリデューシング アルミホイール(ベルリナブラック+ダーク切削クリア)
- 専用エクステリア:フロントバンパーロアーガーニッシュ(クリスタルブラック・パール)、リアバンパーロアーガーニッシュ(クリスタルブラック・パール)、アウタードアハンドル(クリスタルブラック・パール)、ドアロア―ガーニッシュ(クリスタルブラック・パール)、フェンダーガーニッシュ(クリスタルブラック・パール)、BLACK EDITION専用エンブレム
- 専用インテリア:ステアリングロアーガーニッシュ<ピアノブラック>、インパネ&ドアライニングガーニッシュ<ヘアラインダークシルバー>、ルーフ&ピラーライニング<ブラック>
- その他安全装備:Honda SENSING 360
<e:HEV RS ブラックエディション>















