日産自動車、北里大学と共同でシニアドライバーの安全運転を促進する「むすんでひらいて あしゆび体操」を制作

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日産自動車は2月24日、シニアドライバーの安全運転を支援・啓発する取り組みとして、北里大学との共同研究を基に「むすんでひらいて あしゆび体操(以下「あしゆび体操」)」を制作したと発表した。

あしゆび体操は、日々の生活の中で足指を鍛え、身体機能や安全意識を高めることで、安全運転や安全な歩行を応援したいとの思いから考案されたもので、日産では今回のプロジェクトを交通安全啓発活動「ハローセーフティキャンペーン」の一環として実施。

日産は2021年に、産学連携によるバーチャル研究所「交通安全未来創造ラボ」を設立し、交通事故の要因解明やその解決策の研究に取り組み、得られた知見や情報を広く発信・啓発する活動を実施。

日産が北里大学と2022年から進めている研究において、足指で地面をつかむ力(足指の握力)がドライバーの運転操作に影響を与えることが判明。足指の握力が低下すると、ハンドル誤操作の増加、アクセル操作の粗さ、ブレーキ反応の遅れなど、さまざまな悪影響が生じることから、同課題を改善するために、今回、あしゆび体操を考案。

 

 

あしゆび体操は、北里大学が蓄積してきた理学療法・老年学の知見・データと、日産の運転行動解析のノウハウを組み合わせて開発したもので、高齢者の身体機能計測、運転シミュレーターや実車を用いた運転操作データの取得や解析などを行い、その研究成果をもとに、高齢者が簡単に楽しく実践できる体操として制作された。

同体操は、童謡「むすんでひらいて」の音楽とリズムに合わせて行う体操で、動きをシンプルにした「基礎編」と、足首の動きも取り入れた「上級編」の2種類を用意。日産の公式YouTubeで動画を公開している。

実際に体操を行うことで、足指の握力が向上するだけでなく、アクセル・ブレーキのペダル操作に必要な足首の可動域が広がる傾向も、シニアを対象とした調査で確認されているという。

 

<「あしゆび体操」に期待される3つの効果>

  1. 足指で地面をつかむ力が高まり、転倒予防や歩行機能・運動能力の向上につながる
  2. 体の重心が安定し、クルマの安全運転や安全歩行に必要なしっかりとした姿勢づくりにつながる
  3. クルマの運転操作に必要な足裏やふくらはぎの筋肉を鍛えることで、安全運転を行いやすくなる

 

◆「むすんでひらいてあしゆび体操」の解説動画:https://youtu.be/p_baWViQ5Gs

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